射手座が地球を滅ぼすガンマ線バーストまでのカウントダウン

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地球を滅ぼすガンマ線バーストの謎に迫る

最初存在していたのは闇だけだった。

そしてビックバーン発生!

時間、空間、物質が無限の膨張を開始した。

神秘と驚きに満ちた世界、宇宙・・・

宇宙には、映画スターウォーズに出てくるデススターのように

破壊をもたらす星が数多く存在している。

地球近くにある死の星もある。

その星が放つ放射能が地球を直撃すれば壊滅的被害がおこります。

地球が射程圏内の死の星とは・・・

地球から数千光年離れた場所で、大出力の星が自爆スイッチを押しつつある。

毎日多くの星が爆発しておるが、中には地球の脅威になりうる星もある。

その星が、射手座の方向にある。

星の名は・・・・WR104

この星が最後に放つ高エネルギーの放射線は地球に真っすぐ向かってくる可能性があると言う。

そうなれば、地球のオゾン層は破壊されるはずだ。

結果、大規模な気候変動が起き、多くの動植物が死滅するだろう。

人類が絶滅する可能性もある。

WR104は、無数に存在する死の星の一つ。恒星として最期を迎えつつある大質力の星で

将来、超新星爆発を起こすだろう。

恒星は爆発し、一生を終える。その時発生するのが宇宙で最も激しい爆発現象

ガンマ線バーストだ!

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そのエネルギーは、太陽が一生の100憶年かけて放つエネルギーをはるかに上回る。

これほどの高エネルギーが地球に振る注げば、多くの生物が死滅するだろう。

こうした大惨事を引き起こす可能性のあるWR104は文字どおり死の星なのだ。

WR104は、ウォルフ・ライア星の一種。ウォルフ・ライア星は死を迎えつつある星だ。

その中には、太陽の30倍を超える極めて大きな質量をもつ星もある。

1867年にフランスの天文学者、ウォルフライエが発見した非常に珍しいい恒星である。

ウォルフ・ライア星は、自身の核燃料を急激に燃やし尽くします。

結果寿命は短くなり、せいぜい数千万年です。

オーストラリアの天文学者、タットヒルが地球から8千光年かなたのWR104の研究を始めたのは2000年のことだった。

この星は、他の星とはまるで違っている。タットヒルの研究チームは

星の周囲が、太陽系の20倍以上の巨大な星雲でおおわれている事を発見した。

研究チームは、ハワイ島のケック天文台にある赤外線望遠鏡で6年に渡る観測を行い

渦巻状のガスを発生する極めて珍しい星であることを発見した。

彼らは、なぜ渦巻型のガスを吹き出すのかこの謎に取り組みました。

WR104は近くに別の恒星が存在し、これらが連星であると言うことが鍵だった。

連星とは、互いに引き合う引力によって起動を回る2つの恒星を指す。

どちらの星も恒星風と呼ばれる帯電した粒子を表面から大量に噴き出している。

太陽が噴き出すものは、太陽風と呼ばれ、太陽系の端まで届く。

連星では、2つの恒星が噴き出す恒星風が衝突すると星のガスが圧縮されチリが発生する。

ここで新たな疑問が浮上する。WR104がどんな種類の死の星になりうるかということだ。

質量が大きく短命なウォルフ・ライエ星は言わば時限爆弾です。星の核燃料を燃やしつくした後、

自分自身の重力を支えきれなくなります。その時点で星の核が崩壊。さらに外層が中心部に落ち込み

そして最後に大爆発を起こすのです。

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これが超新星爆発だ。

爆発の瞬間強烈な放射線が宇宙空間に放たれる。

WR104は数十万年後には確実に超新星爆発を起こすとみられている。

8000光年離れた星の爆発そのものは地球に被害を及ぼさないはずだ。

だが、超新星爆発が宇宙で最も激しい爆発現象、ガンマ線バーストを引き起こす可能性もある。

死の星のごく一部が、その最後にブラックホールを形成しガンマ線バーストを引き起こすのだと

ハワイ大学のリサキューリーは言う。

恒星は、重力崩壊する時、巨大な磁場を生み出します、その瞬間磁場から生じたエネルギーは

粒子と反粒子に変換され衝突し合い莫大なエネルギーのガンマ線を発生します。

ガンマ線は、電磁場スペクトルの中で最も高いエネルギーを持ち、マイクロ波、赤外線やX線より

危険な放射線となる。

人類は、この放射線を有効利用してきた。食品のガンマ線滅菌もその一つだ。

ガンマ線を食品に照射すると、微生物や細菌、ウィルスの除去が行える他、昆虫の混入も防止できる。

だが、その時用いられるエネルギーの量は、ガンマ線バーストにより放出される量のごくわずかだ。

ガンマ線バーストでは、膨大の量の放射線が放出されます。地球を直撃すれば大量の核爆弾が爆発したのと同じで

生物は絶滅です。ガンマ線バーストにとってもっとも気がかりなのは、その放射線の発射方向だ。

星は、重力崩壊の瞬間高密度の円盤になる。高密度物質を放射できる唯一の穴が、その中心に開いた

回転軸部分だ。恒星の自転軸に沿って真空状態の部分が発生するので物質はその方向に放射されます。

なぜなら、そこには殆ど抵抗がないからです。

人類にとって最大の問題は、ガンマ線バーストが放出される方向だ。

爆発する恒星の自転軸が地球を向いていた場合、地球は壊滅的被害を受ける。

タットヒルの研究チームが、WR104の起動を調べた結果、衝撃的な事実が判明した

WR104の渦巻と地球は、ほぼ正面で向き合っているのです。

つまり観測では、渦巻の中心を見下ろしていたのです。

さらに調査を続けた結果、渦巻状の回転軸の自転軸とも一致することが分かった。

つまり、この星の銃口は真っすぐ地球に向けられていたのだ。

この星の中心から放出されるガンマ線バーストが地球に向かって来るということです。

美しい渦巻き模様を描くWP104は人類にとって破滅の死者だったのだ。

地球から8000光年かなたで互いの引力によって引き合う星、その周りに生じる恒星風は渦巻状のチリを放出している。

これは、単なる美しい尻尾ではない。

極めて質量の大きな星WR104が、やがて超新星爆発起こすのはほぼ確実と考えられている。

だが、問題はその時宇宙で最も激しい爆発現象、ガンマ線バーストが実際に起きるかどうかである。

問題の答えは、地球にとって重要だ。その放射線は真っすぐ地球に向かって来るはずだからだ。

WR104は、宇宙の片隅で爆発するその日を待っている。

射手座は、2000年以上前古代ローマの占星術師がつけた名前だ。

ラテン語では、弓を射る人を意味する。

古代の人は、地球に狙いを定めている星だと知っていたのかもしれません。

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