タイムマシンの研究とタイムトラベルの謎に迫る

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本当に過去に行けるなら、自分の運命を変えられるのでしょうか?

それは、最大の謎です!1955年ドナルド・マレットは10歳の時父親を心臓発作で亡くした。

悲しみに暮れた幼いマレットは、もう一度父親に会って命を救いたいと切望した。

父が亡くなってから1年後、偶然H.G.WELLSの小説タイムマシンを読んだ時、タイムマシンを作れば、過去に戻って父に会い命を救えるんじゃないかと思ったのです。

タイムマシン

WELLSのタイムマシンは架空の話だが、マレットはすぐにタイムトラベルという概念を議論付ける科学があることを知った。

それは、アルバート・アインシュタインの理論である。

アインシュタインは、時間と空間は繋がっているので時空は薄いシートのような構造物として創造できるとした。

そして、相対性理論の中で巨大な物体、例えば惑星、恒星、ブラックホールなどは時空の構造を歪めると論じた。

実際、アインシュタインは私たちを地球に繋ぎとめている力から、重力はその歪み現象の1つの効果に過ぎないと考えていた。

マレットは、この天才と時空が歪むという考え方に大きな衝撃を受けた。

なぜなら、もし重力で時空を歪めて1本のルートを作り出せれば未来にも、過去にも行ける道を生み出せるかもしれないと考えたからである。

アインシュタインの理論にヒントを得たロナルド・マレットはタイムマシンの作り方を研究し始めた。

しかし、それは真面目な科学者が堂々と取り組める研究ではなかった。

そこでマレットは、あるテーマをとして選びました。

ブラックホールです。

なぜならブラックホールはアインシュタインの理論を理解するのに役立ち、堂々と研究することが出来るからです。

ブラックホールや一般相対性理論を学びながら経験を積んでいきました。

大出量の恒星が崩壊した後に残る残骸ブラックホールは、時空を歪める事が出来る莫大な重力を持つ、それこそマレットはが求めていたものである。

しかし、狭い研究室の中でどの様にしたら時空が歪むような物体を作る事が出来るのだろうか?

そのヒントを求めてマレットは、アインシュタインの有名な方程式に注目した。

E=mc²である。

それは、物質とエネルギーは同じものが形を変えているだけ、という事を意味していた。

このアインシュタインの理論に従うとエネルギーである光は、大質量の物体と同じように時空を歪める事が出来るはずであった。

しかし、アインシュタインの理論では光が重力を生み出すとあり、それが研究のベースとなったのです。

言い換えれば、もし重力が時間にに影響して光が重力を生み出せるなら光は時間に影響を与えるということです。

マレットは、自らの概念を説明する装置を作った。

リング状に回転するレーザー光線が時空を歪める光のトンネルを生み出すものだ。

4本の柱の中央でレーザー光線が交差していますが、それは空間が歪められている領域を意味しています。

そして、やがて時間もこの光の柱の中で歪められます。

それによって過去へ旅が出来るのです。

 

最初にタイムトラベルするのは

人間ではなく極めて小さい中性子のような素粒子になるという。

最初に過去に送るのは、人間ではなく素粒子とその情報です。

もし成功したら科学は大躍進を遂げるでしょう。

情報を過去へ送る事が出来たらやがて起きる大災害について知り、それを回避する事が出来るのです。

FS小説ではタイムマシンは過去と未来を自由に行き来できる乗り物として描かれています。

しかし、マレットのタイムマシンは過去に戻るとしても、初めてスイッチを入れた時までしか戻れないという。

もし、今日タイムマシンのスイッチを入れて100年間そのままにしたとします、その場合今から100年後の人は

スイッチを押した瞬間まで戻る事が出来ます。

しかし、その瞬間より昔には戻れません。

なぜなら、マシンはそれ以前に作動していなかったからです。

それ以前の事は形に出来ないのです。

この制約がある為、マレットのタイムマシンでは1955年に戻って父親の命を救う事は出来ない。

当時に戻るには、地球以外の技術を借りる必要があるようだ。

ただしそれは、高度な知能を持つ宇宙人が数千年前にスイッチを入れたタイムマシンを持っていればの話である。

宇宙人からそのタイムマシンを借りれば古代へ戻る事が出来るかもしれません。

もし、宇宙人が数千年前にタイムマシーンを開発していれば同じような制約があるとしても、宇宙人のマシンを借りて古代エジプトや、古代ローマに行けるかもしれないのです。

今のところ、マレットは自分のタイムマシン作りに専念している。

そのプロジェクトは立ち上げ資金だけでも25万ドルを必要とする。

資金不足も、タイムトラベルの研究にとって1つの大きな難問のようである。

パラドックス

また、タイムトラベルは不可だと考えられている。

それは、有名なおじいちゃんのパラドックスの為である。

もし、昔に戻って自分のおじいちゃんを殺したとしよう。

それが、おばあちゃんと出会う前だったら自分は生まれていなかったはずであり、またその時代に戻る事も出来ないはずである。

その為、起きた、起きなかったのループを設置する方法もあります。

しかし、マレットによると最新の理論物理学ではこのようなパラドックスは何も問題にならないという。

現在、私たちの宇宙は多くの平行宇宙の1つに過ぎないという型破りな概念が広まりつつある。

例えば、過去に戻ると平行宇宙に入る為自分が今いる世界を変えことなく過去の物事を変える事が出来るという。

パラドックスの宇宙は、時間の川には自分が生まれる前に戻って両親に会う時に起こる渦巻があるという考えです。

または、その川は二手に分かれ片方の川は過去を変えられるもう一つの宇宙だという考えです。

これが、現代物理学の最前線の考え方です。

マレットは、早ければ100年もしないうちに人間のタイムトラベルが可能になると信じているが彼にとっては手遅れになると言えるだろう。

しかし、父親を失うという悲しみと引き換えに未来への新たな扉を開く事になったのは事実である。

 

 

 

 

 

 

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