火星の衛星「不安の神フォボス、恐怖の神ダイモス」の謎に迫る!

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太陽系の衛星にはどんな驚きが隠されているのだろうか?

望遠鏡の性能が向上し、無人探査機で天体に接近できるようになった今、衛星の事も徐々に分かってきた。

およそ半世紀近く、太陽系には衛星が32個しかないと思われていた。

衛星のサイズは大小さまざまだ。木星の衛星ガリメでは水星より大きいが、火星の衛星フォボスやダイモスの様に小惑星型の物もある。

発見される衛星の数は急増している。

科学者の発表によると2007年だけでも、木星の周りだけでも20個、土星の周りに1個、海王星の周りでも3個見つかっている。

CCDカメラと言われる物が、天体望遠鏡で使える様になったからです。

要するに、今では誰もが知っているデジタルカメラです。

カメラの精度があがり、望遠鏡の性能が向上したおかげで衛星は次々に見つかっている。

2種類の衛星

衛星は2種類に分類できる。

親に当たる惑星の赤道の上空、比較的近いところで円形軌道を描いている物は規則衛星と呼ばれる。

地球の衛星、月の誕生はジャイアントインパクト説が有力だが、他の衛星は惑星の周囲に漂うガスが集まって出来た。

この過程は膠着(こうちゃく)と呼ばれている。

ガリレオ衛星と呼ばれる、イオ、エウロパ、ガリメデ、カリストは規則衛星の典型的な例です。

物質の膠着によって木星が形成された時、周辺にあった物質が衛星になったのです。

惑星に対して傾斜した楕円形軌道を持つ衛星は、不規則衛星と呼ばれ殆ど惑星の自転に逆行する。

惑星が左周りなら、不規則衛星は右周りに進むのだ。

新しく見つかった土星の衛星フェーベは完璧な逆行衛星である。

フェーベは土星に捕まって衛星になる前、独立した天体として太陽のまわりを周っていた。

規則衛星も、不規則衛星も親である惑星の重力圏内に収まっているはずだ。

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ヒル球とは

衛星が安定して公転できる範囲をヒル球という。

それは、1800年代半ばのアメリカの天文学者ジョージ・ウィリアム・ヒルにちなんで命名された。

ヒル球とは、惑星の周辺区域を言い、ヒル球の内側では惑星の重力が太陽の重力よりまさっています。

火星の2つの衛星「フォボス、ダイモス」

火星のダイモスとフォボス2つの衛星は全く異なる動き方をする。

火星か1回自転するスピードより遅く公転するダイモスは火星との間に働く潮汐力によって外側へ押されています。

ところが、ホボスの方はとても速く周っていてフォボスの公転周期は火星の自転周期より短いのです。

1877年、フォボスとダイモスを見つけたアメリカの天文学者アサフ・ホールはそれらにギリシャ神話にちなんだ名前を付けた。

フォボスは不安の神ダイモスは恐怖の神である。

1971年11月、マリナー9号はジャガイモの様な形をした2つの衛星の撮影に成功。

「火星の衛星」の画像検索結果

フォボスは、火星の表面からわずか5900キロの所を周っている。

太陽系の中では、親惑星との距離が一番近い。

月と地球の距離がもしもフォボス並みに近かったら

月と地球がとフォボス火星ほど近かったら、月は20倍も大きく見えるだろう。

公転周期は1日単位ではなく、時間単位になり満月は空全体を覆っている様に感じます。

満潮時の海は何十メートも何百メートルも高くなります。

そんな状況ではいずれ月は地球に衝突してしまいます。

フォボスの運命

フォボスは火星にいずれ衝突する

フォボスは永年加速によって火星に近づいた。

フォボスが火星の自転より速く公転している為、火星の表面は引っ張らられる。

そしてフォボスも火星の軌道に強く引っ張られている。

火星とフォボスの関係は、フェザーボールという遊びの力学に似ている。

フォボスは、どんどん加速し火星に近づいて行くのである。

そして、およそ5千万後には火星に衝突し消滅するでしょう

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ダイモスは火星の衛星でなくなる

一方、ダイモスは火星の自転よりゆっくり公転しています。

ダイモスは、どんどん火星から遠ざかっていきます。

そして、火星ではなく太陽からの重力を受ける様になります。

将来的に火星には衛星が無くなるという事です。

フォボスの公転は火星の自転より速い為、西から登って東に沈む様に見える。

地球の周りを公転している月をはじめ、たいていの衛星は東から登って西に沈みます。

ところが、フォボスはスピードが速すぎて火星より先に行ってしまいます。

それで、西の地平線からあがって東の地平線に沈む様に見えるのです。

フォボスが完全に消滅するのは、まだ5000万年も先の事だ。

それまでに、フォボスは火星の移住計画に役に立つと分かるかもしれない。

フォボスには殆ど重力が無いので、重力の観点では火星に着陸するよりホボスに行く方が簡単です。

フォボスは、人類火星移住計画の道の駅的な役割をするかもしれないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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