老化現象とは何なのか?自然界の掟と長寿大国日本の謎に迫る!

スポンサーリンク




老化とはいったい何なのか?

なぜかある日を境に1つ1つの時計が微妙に狂い始める。

これが・・・老化である。

老化とは一言でいって体が縮み乾いて行く事である。

実際20歳前後を頂点とし、その後身長は最大で15cm縮み、体内の水分は約20%少なくなるという。

そして、体中のあっちこっちで異変が起こる。

体の中と外で老化現象は実に様々である。

老化現象とは何なのか?

  • 高い声が出なくなる!

声は喉にある声帯を震わす事によってうまれる。

ところが年と取るにつれてその声帯のはりが無くなってしまう。

まるで、ピンと張ってあったギターの弦が緩んでいくようになる。

その結果、高い声が出にくくなる。

  • 髪も老化 白髪

髪が黒いのは毛髪の根元の部分にある毛乳頭が、絶えずメラニン色素を送り出している為である。

根元から墨を送り出す筆ペン!新しい物は鮮やかにその機能を果たす。

だが、やがて墨がきれる時がやって来る。毛乳頭が老化しメラニン色素を生む出す事が出来なくなるのだ。

その結果、髪が白くなる。

  • 目の老化 老眼

目は水晶体というレンズの幅を調節することによって見る物に焦点を合わせている。

若いうちは、柔らかなボールの様に柔軟な水晶体。

ところが、いつしかそのボールが硬直する。

固くなった水晶体はレンズの幅を調節しにくくなり焦点を合わす事が困難になる。

これが老眼である。

  • 血管の老化 動脈硬化

新しいゴムホースの様に柔軟で丈夫な血管。

だが、それも長い間使っていると、血管の内部に徐々に付着する老廃物。

溜まった老廃物によって血管内部の直径は狭くなり血液の流れが悪くなる。

  • 骨の老化 骨粗しょう症

固くて丈夫な骨、ところが骨の内部は隙間の多い海綿質と呼ばれる蜂の巣の様な状態になっている。

海綿質の密度がびっしり詰まっている若い頃の骨。

だが、それも年老いると隙間が大きくなる。

これは、年を取るにつれて骨の内部からカルシウム分が少なくなるからである。

その為、隙間が出来骨はもろく折れやすくなる。

  • 皮膚の老化 シワ

皮膚は、コラーゲンとい網の目状の土台の上にのっている。

規則正しく目の詰まった若いコラーゲンは弾力性をもっている。

だが年を取ると網の目が大きくなり弾力性が無くなる。

引っ張られても元に戻らない。

これが、シワである。

体の各部分1つ1つの老化のメカニズムは分かっている。

しかし何故それが申し合わせた様に年とると起こるのか?

スポンサーリンク




老化は現代科学最大の謎の1つ

だが、ただ一つ分かっている事もある。

若さに任せた徹夜作業、過度のストレス、そして喫煙、さらに過度の塩分や油の摂りすぎ、

栄養のバランスを考えい暴飲・暴食これらは、あなたの体の内部で確実に老化のスピードを速めている。

残された時間

それが寿命である。

そして死はいつか必ずやって来る。

日本人の平均寿命の推移

平均寿命とは、その年生まれた0歳の赤ん坊が後何年生きるかという統計である。

人の寿命は年々伸びてきた。縄文時代、日本人の平均寿命は14.6歳

病気や事故、飢えなどで幼児のうちに命をおとす者が多かったのである。

しかし、少数だが長命な者もいた。

現代科学が割り出した人の限界寿命120歳はこの頃から現在まで変わっていないのである。

江戸時代の平均寿命は20.3歳。しかし社会の構造がミラミッド型になるにつれて裕福な者や、

権力者の中に長命な者が増加する。

庶民に比べ、将軍の平均寿命は50.4歳と遥かに長かった。

大正時代の平均寿命は、男性42.6歳 女性43.2歳

終戦直後、昭和22年の平寿命は男性50.6歳 女性53.9歳

現在の平均寿命は、男性80.9歳 女性87.1歳

日本は世界でも一番の長寿国となったのだ。

日本の食文化のこだわりが長寿の秘訣であるのだ。

スポンサーリンク




自然界の掟

永い年月をかけ我々は、野生の世界ではほとんどあり得ない老化という季節を獲得したのだ。

老化して動きが鈍ると餓死するか捕食されてしまう野生の世界。

だが、弱肉強食以外にも自然界には寿命を決める厳しい掟がある。

何の為に生まれてくるのか?その掟こそ生命の意味を教えてくれる。

4年をかけ成長し古郷の川に戻ってきたサケ、だがサケの一生は産卵、受精した直後に終わる。

彼らの使命は終わったのだ。老化の時期があるとすれば産卵してから死ぬまでのほんのわずかな間である。

タコの母親は、産卵するともう何も食べなくなり全ての力を子供たちに捧げる。

そして子供が孵化し巣立っていくとそれを見届ける様にして死んでいく。

繭を作るカイコガ産卵したカイコガの親に残された運命は餓死である。

成虫には最初から食べ物を取り入れる為の口が無いのだ!

子を産んだ途端に終わる一生。

自然界にはこの様な例が実に多い。

子孫を残し自らの遺伝子を後世に伝える。

彼らにとっては、それが生命としての最大の使命なのである。

だが今、人は成長期より永い余生という時間を得た。

老化それは人だけに許された永い時間なのである。

 

スポンサーリンク