絶食療法とは?絶食の辛い時期や絶食による体の変化の謎に迫る!

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現代の生活習慣は病気をもたらします。文明病という言葉があるくらいです。

糖尿病、高血圧、肥満、ガン、薬の消費量は増えるばかりです。

しかし、その副作用が大きなニュースになることもあり、薬への不信感が募っています。

一方、科学が長い間顧みなかった療法に光が当たり始めています。

絶食療法です。

半世紀に渡りロシア、ドイツ、アメリカでは絶食療法の有効性が研究されてきました。

絶食中のホルモンの変化が鍵なのです。

絶食すると体内で何が起こるのかを調べてみると、

特に最も治療が困難な病気に効果がある事が分かってきました。

 

絶食療法とは?

治療には患者自身のやる気が重要なので、新しい患者には治療の安全性を説明します。

絶食療法は、幾つもの疾患に可能性がある治療法です。

治療法は、とても単純です。

平均して12日間、口にするのは、水だけ!

「絶食療法」の画像検索結果

慢性疾患の場合は、絶食開始後2,3日目に投薬を中止します。

重要なのは、患者を医師の監督のもとにおくことです。

自己管理に任せた絶食は危険です!

訓練を受けた専門家による指導が欠かせません。

絶食期間中に栄養失調に陥ることはありませんが、いくつかの代謝にかかわる物質が体内で減少します。

たとえば、ビタミンC、D、Eなどですが重大な不足が起こることはありません。

食べないことは大した苦痛ではないと患者たちは言います。

空腹感は2,3日すると消えてしまうのです。

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絶食療法の辛い時期は?

一番注意が必要なのは、アシドーシスが起きる段階です。

血液の酸性度が上がり疲労感、吐き気、頭痛などの症状が出るものです

辛い症状は、体が劇的な変化を受け入れる代償です。

蓄えていた栄養分を自ら消化することを体が学ぶ期間なのです。

三日目位までは、排出と解毒の期間で辛いのです。

その時期を過ぎると自浄作用によって体の中が綺麗になり、体調もどんどん良くって行きます。

アシドーシスの期間

治療のプロセスにおいてアシドーシスを重要な段階と考えられています。

尿に出る酸性物質の量を測ればその期間とピークが診断できます。

アシドーシスの期間は、どんな疾患も悪化します。

片頭痛が悪化したり、関節炎患者であれば関節が激しく痛む場合もあるのです。

でもそれは一時的なもので普通24時間から36時間でおさまります。

絶食の間、体の組織は自ら栄養を確保しなければならず、アシドーシスはその大きな変化の表れです。

体の組織は、どうやって必要な栄養を手に入れるのでしょう?

人間の体を支えるエネルギー元は3つ

ブドウ糖、たんぱく質、脂質です。

ブドウ糖は主なエネルギー元であり、ブドウ糖がなければ脳も機能しません。

しかし、1日絶食するとブドウ糖は尽きてしまいます。

体はどう適応するのでしょうか?

たんぱく質からブドウ糖を作るのです。

筋肉に蓄えられたたんぱく質が使われます。

また、体にある脂質を使ってブドウ糖の代わりを作ります。

それが、ケトン体と呼ばれるエネルギー元です。

ケトン体とは?

主に脳に栄養分を供給するのが、このケトン体です。

体内の変換工場である肝臓で脂肪を分解して作られます。

絶食療法で治療できる疾患

精神疾患、気管支疾患、心臓血管疾患、胃腸疾患、内分泌疾患、消化器疾患、骨関節疾患、皮膚疾患などです。

一方、治療が適さない疾患

がん、結核、1型糖尿病、慢性肝炎などです。

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なぜ絶食療法が効く病気があるのでしょう?

絶食によって起きるストレス状態が体の回復メカニズムと普段は、

生活習慣のせいで眠っている自己調節力を目覚めさせるのです。

どうやらストレスがキーワードのようです。

環境の変化に対してストレスが起きますが、絶食した場合にもある種のストレスが生じます。

飢餓に直面すると体は警告を発します!

するとホルモンの分泌が変化し、体に蓄えた物質をそれぞれ必要な場所に運ぶのです。

こうして体は自己調節を行います。

絶食療法が成果をあげられたのは、この自己調節メカニズムが働いたからです。

血液中のブドウ糖、コレステロール、中性脂肪、インスリンなどの値が下がると共に、

体のエネルギー消費量は次第に減少し、呼吸、心拍数が低下し血圧も下がります。

そして、消化器系も休眠状態に入ります。

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気管支喘息が治るメカニズム

絶食によって肺粘膜の細胞に変化が起きることが分かりました。

気管支喘息の肺粘膜は、ヒスタミンが蓄積し詰まっている状態です。

ヒスタミンは、その受容体と結びつき気管支痙攣を起こします。

ところが、12日間絶食を続けるとヒスタミンがなくなり痙攣はおさまります

慢性化した気管支喘息は、従来の医学では完全に治す事はできません。

多くの患者が吸入器を使い一時的に症状を緩和する治療法に頼っています。

絶食療法が気管支喘息に効くならば患者にとっては朗報です。

絶食に生命は耐えられるのか?

身長170cm体重70kgの成人は脂肪を15kg蓄えています。

これは、健康な人が40日間生存するのに十分な量です。

進化の歴史の中で、その種が生き残れるかどうかは絶食できる期間の長さによると言えます。

規則正しく食事をし、冷蔵庫に食料がたっぷりあるという今日の人間の暮らしは歴史的に見ればまれな状況なのです。

だから、絶食しないで常に食べ続けていれば体が異常をきたすのは当然のことです。

私たちの遺伝子は、絶食よりも今の飽食の方に適応できないのではないでしょうか?

人間の体は、食物の過剰摂取より欠乏に適しているのでしょうか?

絶食は、体が記憶している生きるための力を呼び覚ます。

この仮説が正しくて、絶食の能力が私たちの遺伝子に受け継がれているなら、

遺伝情報を確認できるはずです。

しかし、絶食という人間の欲求に反する能力を検証しようという研究者は稀です。

30億年の進化の中で、正常な細胞は守りの体制を学習してきました。

栄養分があまり得られないといった変化が起きた場合、細胞ができる限り体を守ろうとするのです。

絶食療法があまり研究されていない訳は、利権の問題が複雑に絡み合っているからです。

薬に頼らず、自己治癒力で病が治るなら製薬会社や薬の研究分野への影響は計り知れませんからね。

しかし、絶食療法で三日後に起こるアシドーシスの苦痛は、24時間~36時間

なんだか、ワンピースでルフィがイワンコフから受けた治療に似ていますね。

それに耐えることが出来れば体は劇的に変化するでしょう。

しかし、欲に負けずに絶食するには日常生活しながらでは、ほぼ不可能でしょう。

誘惑がいっぱいありますからね。

何年か前に、友人と断食ダイエットをしましたが2日目で誘惑に負けて失敗しましたW。

絶食療法は日本でも行っている医療機関があるかは調べてみる価値はありそうですね。

 

 

 

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