【警告】地球はかつて火山噴火による大量絶滅が起きた!超巨大噴火の謎に迫る!

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その昔、太規模な噴火によって地球は壊滅の危機に陥りました。

火山の大噴火が、地球の歴史を変えたのです。

大量絶滅、気候変動、有毒ガス!

今回は、地球そして太陽系の天体での、超巨大噴火の謎に迫ります。

私たちの住む地球には、恐ろしい魔物が潜んでいます。

それは、地下深くでひっそりとエネルギーを貯めているのです。

過去の超巨大噴火

今から7万4000年ほど前、インド洋の東の果てに浮かぶスマトラ島である出来事が起きました。

地下深くのエネルギーが、地上に現れ始めています。

地震で揺れる大地

山腹からは硫黄を含んだガスが吹き出し始めました。

巨大火山が眠りから覚める時が、刻一刻と迫っているのです。

大量のマグマが地表に向かって上昇しています。

地表への通り道を探るマグマの力で、大地にひびが入ります。

そして、溶岩と高温の火山ガスが噴出し始めます。

トバ火山は、それ以前の100万年ほどの間に3度も噴火を起こしていました。

しかし、この時の規模は桁外れでまさに超巨大噴火でした。

これは、全長100キロ近くにも及んだ噴煙とチリが立ち上り空全体を追っています。

トバ火山の噴火は2週間以上も続き、3千立方キロメートルほどの火山灰と火山岩が吹き上げられたと言われています。

その規模は、1980年に起きたセントヘレンズ山の噴火の数千倍に達しました。

ここ2500万年のうちで最も大規模な噴火だったのです。

現在のヨーロッパの半分の広さに匹敵する地域が火山灰の雲で覆われました。

その分厚い火山灰の雲によって、何年もの間太陽の光が遮断されました。

地球はいわゆる火山の冬に突入し、平均気温が最大で10度も下がりました。

雨は火山灰に吸収され、熱帯地方まで干ばつに見舞われます。

噴火以前の地球に戻るのに、1000年はかったでしょう。

当時、アフリカにいた私たちの祖先にとって、トバ火山の噴火は遠い場所で起きた出来事だったはずです。

しかし、噴火の影響で太陽の光が届かなくなった為、人類は食糧不足に悩まされることになります。

一説によれば、このとき人類の総人口は1万人以下になったとも言われています。

トバ火山の噴火は、人類を絶滅寸前にまで追い込んだのです。

では、超巨大噴火の原因は何だったのでしょうか?

私たちの地球が誕生した、およそ46億年前に戻ってその答えを探してみましょう。

太陽系の惑星は、太陽が生まれたときに残ったチリの渦の中で誕生しました。

初期の太陽系の混沌とした状況の中で、岩やちりが重力によって集まり始めます。

無数の物体が衝突し合体していきます。

その衝突のたびに熱が発生しました。

こうした衝突が繰り返され、マグマの海で覆われた原始地球が誕生します。

時が経つにつれ衝突は減っていきました。

地表は徐々に冷めていきます。

しかし、内部は熱いままです。

こうして地球内部に膨大な熱エネルギーが閉じ込められ、今でもその一部が地表に放出され続けているのです。

地球内部の熱エネルギーの一部は、こうした火山帯から放出されます。

では、地球の内側を除き火山の原動力となる灼熱の炉を見てみましょう。

地球内部の熱によって、マントルと呼ばれる層から高温の物質が上昇し、海底の地殻が薄い部分で湧き出します。

これにより、巨大な海洋プレートは左右に押し広げられていきます。

太平洋火山帯に沿った場所で、これらの海洋プレートが大陸プレートと衝突します。

その結果、海洋プレートは火山活動に欠かせない水とともに地球内部へと押し込まれていくのです。

一部の岩は、水と混ざるとすぐに溶け出し火山の燃料となるマグマだまりを形成します。

こうした複雑な連鎖が、起き火山は極限状態に達しました。

噴火によって溶岩が噴き出し、火山全体が崩れ落ちると釡の形をした巨大な盆地ができます。

水と熱は、地球に変化をもたらしてきました。

そして、今もまだ影響を与え続けています。

しかし、これは地球だけの話ではありません。

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太陽系の巨大火山

海王星の衛星トリトン。

表面の温度は、摂氏マイナス235℃。

ここでは、溶岩が流れていることはありません。

代わりに冷たい液体窒素を吹き出す氷火山があります。

トリトンの巨大火山は間欠泉です。

この間欠泉は、液体窒素を時速700キロほどの速さで、およそ8キロの高さまで吹き出すことができます。

木星の衛星である、イオの火山には高度500キロ近くまでガスを噴き上げるものもあります。

これが地球であれば、地球を周回する国際宇宙ステーションに届くほどの高さです。

ではイオの噴火のエネルギー源は何でしょう?

それは、木星の強大な重力場です。

イオの核に、木星の重力が作用し内部で熱が発生、その熱のほとんどが太陽系で最大級の火山ドキから放出されます。

この火山は、イオの薄い地殻が、隕石などの衝突により破壊されてできたと考えられています。

火星や金星そして、土星と木星の衛星のいくつかには火山があり、さらには月にもかつて、

火山活動があった痕跡が確認されています。

地球はかつて火山噴火による大量絶滅が起きた

しかし、太陽系で最も火山の影響を受けた惑星は地球かもしれません。

地球史上最大の被害をもたらした火山の噴火は、現在のシベリアで起きました。

巨大噴火のあった、2億5千万年ほど前に時間を戻してみましょう。

その頃、地球上の大陸は一つにまとまっていて、パンゲアと呼ばれる超大陸を形成していました。

豊かな生態系が築かれていたペルム紀の終わり頃、地上には生命があふれていました。

両生類や初期の爬虫類が栄え、恐竜や哺乳類の祖先にあたる生物たちも見られます。

そして、森や沼地には昆虫類がひしめいていました。

地上追う植物は、針葉樹やヤシ科の樹木へと変わりつつありました。

海でも多くの命が育まれていました。

サンゴ礁が発達し、多種多様な無脊椎動物や魚が泳いでいます。

地球はまさに、栄光の時代だったのです。

しかし、一瞬にして生き物たちの繁栄の時代は終わりを迎えます。

陸上の生き物のおよそ70%、海中の生き物のおよそ90%が姿を消しました。

地球の生態系が崩壊し、大量絶滅が起きたのです。

一体何が原因だったのでしょうか?

科学者たちは、ペルム紀に起きた大量絶滅の原因は大規模な火山活動にあったと考えています。

この時、次々と火山が形成され一斉にエネルギーが放出されたのです。

実際に、膨大な量のマグマが地下に溜まり、あちこちの地面を押しあげ爆発したとしたら、

まさに地獄絵図です。

沢山の連なる河口から噴火が起き、トバ火山の数千倍もの溶岩を吹き出しました。

その結果、大気中に二酸化炭素とメタンガスが充満します。

地球の気温は上昇、海は酸性化し海水の中の酸素が減少します。

地球は生態系を破壊する有毒なガスで追われました。

これほどの大規模な噴火は地球史上まれです。

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超巨大噴火の前兆

それが、近い将来起こる可能性はあるのでしょうか?

答えはある場所に隠されています。

アメリカワイオミング州のイエローストーン国立公園。

ここを訪れる人たちは、自分たちが超巨大火山の上にいるとは思わないでしょう。

しかし、イエローストーン川の風景を見れば一目瞭然です。

地下深くからの地熱が火山岩の層を柔らかくしました。

そして、最後の氷河期の終わり起きた洪水によって、この雄大な渓谷が生み出されたのです。

また、イエローストーンには数多くの間欠泉があります。

地面から水蒸気が吹き出る様子は、まるで煮え立った圧力鍋のようです。

水蒸気や熱湯を、100メートル近くの高さまで吹き上げる間欠泉もあります。

高温の水が湧き出す、熱水泉の周りには硫黄の匂いが充満しています。

イエローストーンでは、こうした様々な熱水現象を見ることができます。

では、一体地下ではどんなことが起きているのでしょう?

地面に染み込んだ水は、地中の岩の割れ目を伝って地下深くに降りていきます。

地下1キロほどの地点で、熱せられた岩の層に入り一部の水は地上へ戻されます。

さらに、地下10キロほどの地点まで行くとプルームと呼ばれるマグマの上昇流の先端にたどり着きます。

その幅は、およそ100キロ、深さは400キロ以上もあります。

イエローストーンは、過去1800万年ほどの間に何度も噴火を繰り返しています。

その内の数回は、トバ火山の噴火と同じ経緯で起こりました。

突如大量のマグマが上昇し大地が割け、そして超巨大火山が噴火を起こしたのです。

イエローストーンは次にいつ噴火するのでしょう?

ひょっとしたら当分噴火は起きないのかもしれません。

しかし、噴火の前兆は確認されています。

地震や地熱の上昇など絶え間ない地下の活動がその証拠です。

定期的に熱水を吹き上げるイエローストーンの間欠泉は、いつの日かまた大噴火が起きることを警告しているのです。

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