【償い】無期懲役受刑者Lの告白!国の総対策の謎に迫る!

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償いを求めて16年の歳月が過ぎました.

危害者遺族の時間は止まったまま。

人生は破壊され社会復帰もできないままです。

皆様にとって大切な存在でありました奈美子さんを、人道にもとる悪行の末に命まで奪いました。

16年前の10月12日の夕方、吉岡達夫受刑者は、この人里離れた山の中で奈美子ちゃんを殺害しました。

そしてその遺体を右肩に抱え、ここからおよそ6メートルほど離れた林の中に遺棄しました。

どんなに償いを求めても加害者は塀の中。

国の総合対策

2000億円規模の税金が、およそ5万人の受刑者の収容と強制に使われています。

しかし、刑務所を出た人の4割が5年以内に再犯し刑務所に戻っており、国は総合対策を進めています。

果たして日本の刑務所の、矯正処遇は効果を上げているのか?

殺人の罪で懲役10年以上の刑に服す、処遇指標Lらの受刑者らの償いとは?

無期懲役囚からの手紙には、知られざる事件の真相が綴られていました。

償いは誰のために

長崎県諫早市白木峰

その丘をコスモスが染める頃、事件は起きました。

2001年10月12日当時23歳、無職の吉岡達夫受刑者は、小学1年の川原和未子ちゃんを下校途中いたずら目的で車で連れ去り、その発覚を恐れ首を絞めて殺害。

翌年、無期懲役の判決を受け、大分刑務所に収容されました。

花が大好きで優しい子。

今回手紙を出したのは、事件から丸15年を迎えるにあたり、川原和未子ちゃんの父、布由紀さんに謝罪の手紙を出してもらえないかというお願いです。

川原さんは今、福岡で一人生活保護も受けながら毎日、朝はパン半きれとバナナ。

昼もパン半切るとバナナ。

夜は百数十円の素材を半分と、ご飯という貧しい暮らしを送っています。

事件の後、PDSD心的外傷後ストレス障害になり、働けない体になりました。

突然記憶を失う発作などに悩み、週に1度通院する毎日です。

事件以来、15年経っても全く前に進めない遺族の姿があります。

加害者からの謝罪がないことが、遺族がいつまでたっても気持ちを切り替えられず人生を前に進めない原因となっています。

吉岡受刑者は、遺族に初めて謝罪の手紙を出しました。

それは刑務所の職員らが一切、手を加えることなく綴ったものです。

川原さまご一家の皆様におきましたは、筆舌に尽くしがたい月日であったとお察しいたします。

ナミコさんに対し私は、すべて終われば返してやると嘘を言いとんでもなく愚かで本当に非道なことをしたと、ただひたすら悔いるのみで心底から慙愧の念にかられるばかりです。

四字熟語や美辞麗句を並べた空々しい手紙。

心が見えません。

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大分刑務所

主に犯罪傾向の進んでいない刑期10年以上の男性受刑者、およそ900人を収容しています。

このうち、120人余りは無期懲役囚です。

起床は朝6時40分。

朝食を取り、午前8時から金属加工や木工、印刷などの刑務作業に努めます。

昼休みや、運動、休憩を挟み、1日7時間。

1月の作業報奨金は、平均ほよそほ5000円です。

食事は専属の栄養士が作業に応じてカロリー計算し、季節感のあるメニューです。

誕生日や祝日は、お菓子、年末年始はおせちが食べられます。

太り過ぎの人は痩せ、やせすぎの人は太って、皆標準体重に戻るといいます。

夕食中は天井のスピーカーからラジオが流れ、リアルタイムのニュースなどで社会情勢を把握できます。

午後6時から9時までは余暇時間、読書や勉強、会話やテレビを見て過ごします。

本は成人雑誌を含め、ほぼすべての書籍を購入し読むことができます。

共同室のトイレは個室、単独室はついたてです。

睡眠は、夜9時からおよそ9時間。

衣食住すべて税金でまかなわれ、病気になれば無料で医師の診察が受けられます。

一人の受刑者に係る経費は、1月30万円から40万円です。

受刑者はここで自らの改善更生と、社会復帰に向けて歩んでいます。

つぐないはどこにあるのでしょうか?

自分が命を奪ったり、傷つけたりした被害者や遺族への償いの気持ちは、その心にどれほど宿っているのでしょうか?

殺人者や性犯罪者らを対象にした特別改善指導の一つ、被害者の視点を取り入れた教育があります。

そこに居るのは、全員殺人の罪を犯した刑期10年以上の L

全国およそ5000人の受刑者Lのほとんどが、この教育を受けています。

なぜ罪に走ったのか?反省や償いの気持ちは?

その言動がシャバに出るための、仮面の可能性もあるのです。

なぜなら、遺族への謝罪文やこのようなプロクラムに参加すると刑期が短くなるからです。

誰もが被害者や加害者になる可能性のある社会

償いは誰の為にしていると思いますか?

刑事裁判では色々な真相が明かされなかったと思いますか?

受刑者が罪に走った理由を社会に伝え、それがもし同様の事件の再発防止になるのであれば、誰かの命が一人でも救われるのであれば、それは一つの償いになるのではないでしょうか!

罪に走った理由」を解きほくしてゆくことが、再発防止、ひいては被害者や遺族が生まれるのを減らし、悲しみに暮れる人を新たに増やさない事へつながるなら本望です。

吉岡受刑者から届いた手紙は、1年2か月で24通166枚。

刑事裁判で明かされなかった、事件の真相が浮かび上がってきました。

私の心には親愛や愛情、博愛などといった感情が欠落していると強く感じるのです」吉岡受刑者は、小学5、6年生の頃、下半身に劣等感を抱き、性の対象が子供に傾倒していきました。小学校の高学年から中学生にかけては、学校でいじめを受けていました。そんな学校が本当に嫌いで、行くのが毎日家で苦痛でした。犯行動機の背景には、いびつなな親子関係がありました。父についての印象は、同居しているおっさんであり感覚的には、あかの他人です。
母を表すワードを並べると、主、監視人、独裁者、母との関係性は主従関係であり親子という感覚や意識は皆無です。
およそ40年間ずっと、胸の内に秘めたまま生きてきました。

生きていれば23歳になるはずだった奈美子ちゃんの誕生日。

吉岡受刑者は2通目の謝罪文を送りました。

誕生日と命日に命ある限りずっと続ける決意だといいます。

今年で23歳という事実に思い至った時に気付いたのは、事件当時の私と同じ年齢であるということでした。
筆舌に尽くしがたい愛別離苦の日々を送ってこられた皆様とは対照的に、あらゆる面で守られた生活をしてきた私です。

無期懲役囚の平均服役期間は、およそ30年に長期化しています。

あと15年ほどで、仮釈放の可能性が高まる吉岡受刑者。

改善更生は進んでいるのか?

臨床心理士として宮崎勤元死刑囚らの心を読み解いてきた専門家は・・・・

残念ながら再犯リスクは、そこまで低下していないという印象ですね。

彼の場合にはこのエスカレーションしていく、まだ途上にあった。

吉岡の場合は、ここで逮捕されていなければ、更にエスカレーションを示して連続事件の手口よりも残忍なものになっていた可能性はある。

償いは、誰のためにすべき

そのことによって心を痛めた人すべてのため。

その中には、自分自身に対する償いも含め。

与えられて生命、このような結果で終わらせてしまったということ。

そして償いは、償ったということで関係するものではない。

それは、償いきれないけれども、その姿勢を維持し続けるもの。

吉岡受刑者の手紙

「事の始まりはすべて、16年前のこの日でありました。私の自己中心な考えと行動が、皆様方の人生を一変させ地獄の底へと突き落としました。私の生涯を顧みた時、「命に代えても守るべき者」そんな大切な存在を実感した経験が皆無です。そのような私が、かけがえのない子どもを奪われた親や家族の気持ちなど理解できるはずもないと考えていました。諦めずに償いや謝罪のあり方を模索し続け、自分にできることを見いだすべく努力を継続していきます。誠に申し訳ございませんでした。」

「毎年必ずやるのは、犯行時間帯に西南西の方角を向いて手を合わせることです。
ここから諫早の現場付近がその方角なので、目に見える形では何も残らないけれど、内心では特別な日として格別の気持ちで毎年立ち向かえています。
現在の私なら、強い性衝動に突き動かされても適正かつ良識に則って行動できる自負はあります。
金輪際二度と犯罪は犯さないと宣誓します。」

償いは誰が為に

何よりも真っ先に挙げたいのは、被害者並びにご遺族の皆様方があります。
私が犯した大罪を絶対に忘れず、被害者とご遺族の皆様を常に思い続けます。
これをしかと肝に銘じ、未来永劫ずっと寄り添っていく決心を、せめてもの償いにしたい思っております」

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