死刑囚が暮らす独房室の実態!死刑執行の瞬間とは?

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現在123人の死刑囚がいるが、彼らが死刑執行までをどう過ごすのだろうか?

3000人の、未決囚を収容可能な東京拘置所。全国の死刑囚のおよそ半数がここにいる。

死刑囚が暮らす独房の世界の謎に迫る!

舎房は外側の通路と廊下の両側から監視できる。

死刑囚が暮らす独房の実態

単独室・・・いわゆる独居房はわずか7.5㎡畳3枚だ!

死刑囚は、この空間で執行までの時間を過ごす。

外の風景は、殆ど見えない!

最大の課題は「自殺防止」だ!

自殺の防止に懸命な当局だが、ここで絞首刑が行われているという皮肉な現実がある。

ガラスは、かなりの強度だ!

ドアのガラスには、特殊加工が施されている。

向かいの独房に誰が入っているのか分からない仕組み。

東京拘置所は建物が高層の為、移動は主にエレベーター。

エレベーターは特別な作りとなっている。

面会室は、建物の偶数フロア5ヶ所にある。

裁判中の被告は、弁護士となら殆ど時間の制限なく面会が可能。

死刑囚の場合、原則として家族、それも1日1回に限られる。

収容者同士顔を合わさない様に、舎房から移動する距離を短く設計してある。

通称”ビックリ箱”と呼ばれる箱の中で待機する。

ビックリ箱の中は、狭いトイレのようだ!

新聞、雑誌の類は全て検閲の対象だ!

しかし、死刑執行に関する新聞の記事は削除されない!

ラジオでも、生放送でそのまま流される。

これは、死刑囚であっても知る権利があるためだと検閲担当者は話す。

運動場は、鉄のネットで覆われている。

運動時間は1日30分

しかし、収容生活が長い死刑囚がここで運動することは少ないようだ。

運動施設は、独居房専用220個、雑居房用11個ある。

いたるところに、非常ベルが設置されている。

運動中に自殺を図る収容者も少なくないのだ!

タオルをかけるフックも簡単に壊れる様になっている。

頭の上からも監視されている。

宗教室

重苦しい空気を感じる宗教室。

仏教や、キリスト教などの教戒師がここで収容者と祈りをささげる。

宗教の時間は、月に1回~2回わずかに30分だ。

ここを訪れるのは、殆ど死刑囚だ。

複数のオウム死刑囚も宗教室に現れる事が分かった。

マインドコントロールが解けて、身に迫る死への恐怖を実感するようになったのだろうか?

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死刑執行の瞬間とは?

90年代の誘拐殺人のある死刑囚の執行についての詳細を、当時の拘置所の所幹部が離した。

「日常の生活の自然なリズムの上で執行する形ですから、食事も風呂も終わった後だったと思いますね。」

収容者は全員番号で呼ばれる。

実は死刑囚は番号の末尾が0(ゼロ)なのだ。

独房の前で番号で呼び声をかける。

事実上の”死刑執行の宣告”だ!

どうやらお迎えの日が来たみたいだ!教戒師の先生も向こうの方でお待ち頂いているので、とにかくそっちに行きましょう」という形で刑場の方まで連行する。

緊張が高まる中、彼と牧師が歌う讃美歌が刑場に響く!

タバコと最中(もなか)が勧められる。

この時、彼がこうつぶやいた!

最中(もなか)って言うのは最中(さいちゅう)と書くんですね。私は死刑執行の最中(さいちゅう)ですね」と・・・

死刑囚が、頭巾をかぶせられて踏板に移った。

降踏板が開き、死刑囚の身体が4m下に落ちていった。

が・・・その瞬間信じられない事が起こった!

足元の踏板が外れた時に彼は「お世話になりました~」と落ちながら叫んだという。

この言葉が、誰に対してのものかははっきりしない。

この拘置所の幹部は法務省退官後、短歌で心情を吐露している。

執行する側の葛藤が垣間見れる。

朝漢のもとしび揺れる刑場に神の子として死刑囚ありき

どの死刑囚がいつ執行されるか?その基準は全く明らかにされていない。

法務省の内部報告文章

これは、死刑囚に関する報告書だ!

執行まで、死刑囚の様子が細かく記入される様になっている。

執行の機会は常に伺われているのだ!

死刑の重みを考慮して、再審請求中に執行される事は原則としてなかった。

現在、死刑囚の7割近くが再審請求するという事態になっている。

法務省は、死刑制度を維持する為に再審請求中の死刑囚の執行に踏み切った。

これは、死刑確定者が再審請求を繰り返す限り永久的に刑の執行を成しえないという考えだ。

これ以降、死刑執行のハードルが低くなっているとの指摘もある。

外部の支援団体等の交通状況という欄がある。

法務省が、死刑囚の支援団体に注目している事が分かる。

13人のオウム死刑囚、同一事件での死刑執行は同日執行が原則だ!

しかし、今回の死刑執行は7人のみ、残り6人の死刑囚が残されている。

死刑廃止は、国際的流れだ!

2年後にオリンピックを控える日本の立場は微妙だ。

13人同時に執行した場合、国際世論は処刑だ!これは見せしめに執行したのではないかと非難を浴びる形となる。

現にEUで今回の7人の死刑執行に対し、死刑の中止を求める声明が出されている。

背景的にも宗教犯罪の為、かなり難しい。

地下鉄サリン事件など一連の事件の実行犯の井上嘉浩死刑囚は、故郷に近い大阪拘置所に移送され家族と面会しやすくなった。

これは、井上死刑囚に対するせめてもの思いやりなのだろうか?

井上死刑囚の手記

リンリンと鈴虫が秋になると鳴き始め、愚かな私の心にも命の声がしみてきます。人は見事に闇から聞こえる歌も小さくなり自然の掟の中で消えゆく命のわびしさに、だた時っとうずくまりポロリと涙がこぼれます。二度とこの様な宗教の名の下で犯罪の起きないように全ての罪を自分の罪として償う覚悟を持って被害者の方々の痛みをかみしめて生かしてもらっています」と残した。

死刑囚が移送される2日前、地下鉄サリン事件の被害者遺族らが、ある要望書を手に上川法務大臣のもとを訪れた。

内容は・・・

死刑執行までに死刑確定者と面会する機会を得る事。死刑執行の際に、その場に立ち会う事」であった。

刑の執行に立ち会いたいと望む訳を事件で夫を亡くした高橋シズエさんはこう話した。

最後まで見届けたいという気持ちがありますので、そうゆう流れの一環として死刑という判決での死刑というものが確実に執行されたというところを見届けたい」と語った。

一方には、死刑執行に反対する団体も存在する。

オウム真理教家族の会」だ。

会長の永岡弘行さんは、松本智津夫死刑囚以外の12人の死刑については、マインドコントロールによって犯行に及んだもので刑を執行しないで欲しいと話す。

どちらが正解なのかは今後の議論となりそうだ。

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