【地球最後のフロンティア】南極と北極の違いの謎に迫る!

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地球最果ての地「南極」「北極」共に極寒地でありそこには厳しくも美しい雪と氷の世界が広がっています。

しかし、同じ局地であっても「南極と北極」は、いくつもの違いがあります。

今回は、北極と南極の違いの謎を紹介したします。

地球最後の秘境「南極大陸」

南極大陸の面積は、日本のおよそ37倍。

南極は、その誇大な陸地の97%が厚い氷の塊「氷床」で覆われた、まさに「氷の大陸」です。

一方「北極」は、南極と違い北極大陸というものはありません。

北極圏3分の2が海であり、大陸は北極圏周囲にある一部で、そのほとんどは「海」です。

北極も分厚い氷に覆われたイメージがありますが、大部分は海に浮く「海氷」です。

南極と北極、一言で言うと南極は大陸、北極は海というイメージです。

二つの極地は共に、気温の低い極寒の地ですが、実は気温に大きな差があります。

南極・・・年間平均気温-50℃

北極・・・年間平均気温-18℃

そう、南極は北極より圧倒的に寒いのです。

その大きな理由の1つは、標高の違いです。

北極は、その大部分が海です。

北極は、海に浮かぶ海氷の厚さは、最大でも10mほどです。

一方、南極は大部分を占める陸地を分厚い氷「氷床」が覆っています。

この氷床の厚さは、なんと平均1856mもあり、もっとも厚い場所では4776mと富士山よりも厚い氷が地表の上にあります。このため、南極大陸の標高は高く、気温も北極よりも低くなります。

ちなみに、この南極大陸の氷は、地球上全ての氷の90%を占める量であり、そしてこれは地球にある淡水のおよそ70%に相当します。

南極の気温が低いもう一つの理由は、海流です。

北極は、赤道からの温かい海流が流れ込むのに対し、南極の周囲には「南極還流」という海流があり、これが周囲の温かい海流を跳ね返してしまうのです。

それに伴って海の温度が下がり、地上の気温も低くなります。

両極地の気温差の原因はこのような理由があるからです。

ちなみに、南極では2010年に地球上の記録の中で最も低い気温が観測されました。

その気温、驚異の-93.2℃

環境に違いがある、南極と北極ですが生息する動物にも違いがあります。

北極

北極圏は3分の2が海ですが、周囲にはいくつもの陸地があります。

北極地の陸地は、南極より暖かく植物も多い為、数多くの動物が生息しています。

代表的な動物は、ホッキョクグマ、トナカイ、オオカミ、ジャコウ牛、北極キツネ、クジラ、アザラシ、シロイルカ、イッカクなど海洋哺乳類も多く生息しています。

ちなみに、北極を代表する動物であるホッキョクグマは地球最大の肉食獣でもあり、北極の食物連鎖の頂点に君臨しています。体長約3m、オスは体重500キロを超えます。

ホッキョクグマは名前のとおり、北極に生息しており南極にはいません。

南極

南極は全土の98%が氷と雪で覆われた極寒の世界です。

しかも、南極大陸は非常に乾燥した環境でもあるため、生息する動物の種類も少ない。

特に過酷な環境である陸地には、木は一本も生えておらず、主な植物は岩や地面に張り付いているコケ類や地衣類や藻類です。

南極には、陸地を生活圏とする哺乳類は全くいません。

南極を代表するペンギンは鳥類であり、アザラシは海洋哺乳類です。

南極圏の海には、イルカ、シャチ、クジラなど全部で23種類の海洋哺乳類が生息しています。

ちなみに、ペンギンは北極と南極の両方に生息しているイメージがありますが、実は北極にはペンギンは居ません。

ペンギンは、南極をはじめとする南半球に生息しています。

地球の一番南にある南極、そして北極。

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この2つの極地は、一体どの国の領土なのでしょうか?

北極圏は、3分の2が海です。

そして、その周囲を大陸と島が取り巻いています。

陸地や領海の一部が北極圏にある国は、アメリカ、カナダ、デンマーク、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシアの8か国です。

一方の南極は、実はどの国の領土でもありません。

南極は、南極条約によってどの国も領土を主張しない事が決められています。

南極は、この南極条約の下、国際協力の場として世界の国々が互いに協力しながら現在も様々な調査活動が進められています。

共に極地でありながら、実は違いが幾つもある南極と北極ですが、共通することもあります。

北極と南極の共通点

その代表的なものが、白夜極夜です。

南極圏と北極圏では、1日中太陽が沈まない白夜と、逆に1日中太陽が沈んだままの極夜と言う現象が起こります。

これは、太陽の軌道に対して地球の地軸が約23.度傾いている影響で、太陽光が当たる限界緯度を超える南極、北極圏で起こる不思議な現象です。

白夜と極夜は、高緯度になるにつれてその期間も長くなり、北極点、南極点では白夜と極夜は共に半年も続きます。

極地点では、昼と夜が1年かけてやってくるのです。

北極と南極に共通する事

それは、オーロラです。

実は、オーロラは北極と南極で同時に発生しています。

オーロラのその源は、太陽にあります。

オーロラを起こす太陽風のプラズマ粒子は、北極と南極にほぼ同時に降ってきます。

この為、オーロラは両極でほぼ同時に発生し、よく似た動きをする事があります。

オーロラの色は、高度と大気の成分によって変化し、その色合いは多種多様です。

2万キロも離れた両極地で同時に現れるオーロラ。

その種類や、メカニズムは未解明な部分が多く、まだまだ謎に包まれた神秘的な現象です。

地球最果ての地、北極、南極

北極圏には、大陸や島を領土とする国があり、そこには厳しい自然と共に生活する人々がいます。

一方の南極は、人の手が加わっていない地球でただ1つの大陸です。

過酷な環境下である極地は、地球の異変が最も敏感に表れる場所であり、地球上で最も原生的自然環境が残された場所でもあります。

そして、人間が解明できていない地球の歴史と未来を解くカギとなる人類最後のフロンティアなのです。

 

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