遠い宇宙の果てで、銀河の侵略者が地球の命を終わらせようと躍起になっている。
1日に3回不思議な光がフラッシュの様に光、その光は全世界の核兵器の総エネルギーより強い威力を持つが、もちろん人造物ではない。
もしそれが地球の近くで光ったら私たちの命は終わるのである。
私たちの天の川銀河で巨大な天体が爆発する。そして地球に向けて死を招く光線が放射されたとしよう。
それは、ガンマ線バースト
今回は、そのガンマ線バーストの謎に迫る!
ガンマ線バーストが直撃したら人間は即死
ビックバン以来、最大の宇宙を揺るがす出来事である。
人々は何の警告も与えられずいつもの日常を過ごしている。
そこへ・・・光線が到達した!!!
地球のどこでも原爆の爆心地1,2キロ先にいるのと同じ衝撃を受けます。
強力な光線が地球の大気圏上層部を焼き払う。
オゾン層は破壊され、そこから地球の半分の範囲に住む人間は致死量の100倍の放射線を浴びて焼け死ぬ!
オゾン層の消失により、世界中の気温が上昇し、そして津波や嵐が発生する。
陸上と水中の生き物は焼けて灰となる!
これが100光年先のガンマ線バーストが地球に当たった時の結果だ!
ガンマ線バーストは宇宙で最も明るい光を放つ現象です。
遠く離れていても明るさが分かるのです。
そのエネルギーは、太陽の100憶年分だと言われています。

宇宙には無数の星があるのでガンマ線バーストによって破壊された生命体があるかもあるかもしれません。
この特殊な光線は1960年代に発見された。
はじめガンマ線バーストは、そのあまりの明るさの為、私たち天の川銀河で発生していると考えられていた。
天の川銀河の外だとしたら、想像を絶するエネルギー量だったからです。
当時、最も進んだ望遠鏡でさえ、その場所と距離を探り出せなかった。
ガンマ線バーストは、数秒間光って消えたからだ。
しかしその時、天文学者は残光に気づいた!
宇宙での爆発は、たいがい明るい光を残しそれは時に数日間、数週間続く。
1990年代後半、高性能光学装置やX線探知機を使用した人口衛星がガンマ線バーストの残光を捉えた。
その時、ガンマ線バーストが天の川銀河の外の数十憶光年先から放射されている事が分かりました。
つまりそのエネルギーは、まさに天文学的な量だったのです。
地球を破壊しかねないガンマ線バーストは、どのように発生するのだろうか?
通常ガンマ線バーストは太陽の質量の10倍以上の巨大な質量の巨大な星が死ぬときに発生するとされています。
しかし、そのような星は比較的稀です。
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ガンマ線の発生メカニズムの謎
巨大な星が寿命を終えたとき、それはブラックホールに姿を変える。
ブラックホールはあらゆる物質を吸い込み光でさえ逃げ出せない超高密度空間である。
しかし星の中には何らかの理由でブラックホールにならないものがある。
その代わり、高速回転する円盤がその周りに形成され、数秒後プラズマジェットが中心核から噴出される。
この時、危険なガンマ線が放出されるのである。
例えば、丸い形をした果物をギュッと握りつぶすと中身が飛び出してきます。
ガンマ線バーストの場合は大量の質量の塊が急激に収縮してジェットが噴出するのです。
ガンマ線バーストが噴出されると同時に崩壊しかけている星は耐えられなくなり超新星爆発をする。
ガンマ線バーストが極めて明るい理由の1つは莫大な量のエネルギーを使い1点にその光を集中しているからです。
地球で観測できるガンマ線バーストは300本内、地球に向けられるたった1本だけです。
ガンマ線バーストが例え1000光年先で噴射されたとしても地球は悲劇的な破壊に直面するという。
もし、ガンマ線バーストが1000光年先で起きたとしても太陽の500倍近い明るさの光が放射されます。
地球の大気圏上層部に届くエネルギーは、10万メガトンの核爆発に匹敵します。
オゾン層が破壊され酸性雨が降り、人間は閃光で火傷を被い植物は焼けて核の冬のような状態になるでしょう。
多くの生物が大量絶滅するはずです。
一法、地球の裏側は比較的安全です。
ガンマ線は地球内部を通過しないので裏側では火傷はしません。
でも、オゾン層の激減と大気の状態が変わるので何らかの影響は及ぶはずです。
この恐ろしい予想が現実になる確率は、地球の一生を通してわずか1パーセントである。
しかし、その1パーセントが今すぐやって来るかもしれない。
例え確率は低くても安心してはいられません。
もし、ガンマ線バーストが地球に向かってきたら・・・洞穴に隠れてください。
そのガンマ線は極めて高エネルギーの放射線なので体の分子を分解してしまいます。
さらされたら最期です。
現在ガンマ線バーストから地球を防御する対策は何も取られていない。
その速度は光の速度と同じ秒速30万キロで人間が探知する頃は、もう地球に達成しているのだ。