老化を防ぐサーチュイン遺伝子とレスベラトロールの謎に迫る!

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世界の研究者が注目するサーチュイン遺伝子。

その新たな機能が発表され大きな話題となった。

サーチュイン遺伝子は、長寿遺伝子または長生き遺伝子、抗老化遺伝子とも呼ばれ、

その活性化により生物の寿命が延びるとされる。

 

老化の原因とサーチュイン遺伝子のメカニズム

年をとるとミトコンドリアが徐々に劣化していきます。

そして、老化物質「活性酸素」を盛んに発生させます。

活性酸素は、細胞を内側から破壊し殺してしまうのです。

老化を防ぐサーチュイン遺伝子

しかし、サーチュイン遺伝子の働きを高めたマウスの実験では活性酸素を

消去する物資が作られていました。

これが、神経細胞が長生きになるメカニズムなのです。

いつまでも若く、美しくあるためにはサーチュイン遺伝子の働きを良くすることです。

では、どうやってそのサーチュイン遺伝子を働かせるのでしょうか?

サーチュイン遺伝子を高める動物実験の結果は?

その方法とは・・・・

カロリーを制限するだけです。

食べ物を減らしカロリー制限するとサーチュイン遺伝子が働き始めるのです。

動物実験で行うカロリー制限には大きく分けて2つの方法があります。

・1つは日々の食事から30%前後のカロリーを減らす方法。

・2つ目は、ネズミの実験などで行われる1日おきに絶食する方法。

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人間での研究

しかし、人間ではどんな方法が良いのか分かっていませんでした。

アメリカで研究が進む、人間にとって最も効率的なカロリー制限の方法を突き止める研究が始まっています。

500人以上が参加しているこの研究。

参加者は、まず体に必要な適正カロリーを正確に測定します。

身長や体重、生活習慣の違いなどで人によって適正カロリーは異なっている為です。

実験用のキッチンでは、栄養のバランスを考えながら参加者それぞれにあったカロリー制限食が厳密に作られています。

24時間、参加者の行動を監視しながら表皮カロリーをリアルタイムで測定する施設もあります。

カロリー制限を続ける期間は半年~2年。

手間もお金もかかる研究ですが、医療費削減の切り札として巨額の研究費用が投じられているのです。

1日おきの絶食した場合

初日は、食べ放題!

しかし次の日は・・・水だけ!

これを繰り返したのです。

1日おきの絶食は、とても簡単です。

全く食べないか、好きなだけ食べるか。

なので、カロリーを計算する必要がないのです。

この実験では、サーチュイン遺伝子の働きは高まったものの、

被験者たちは、絶食の日はイライラしたりする行動が見られました

人間には、丸1日の絶食は辛すぎたのです。

では、毎日の食事から摂取カロリーを減らす方法では・・・

しかし、どれだけ減らすかが問題でした。

サーチュインの働きは、40%程度まではカロリーを減らす程高まっていきます。

しかし、減らしすぎると脱落者が増え成功率は下がります。

効果があり、かつ誰もが続けられる、この相反する2つの条件を満たしたカロリー制限量とは?

それは、25%のカロリー制限です。

参加者のサーチュイン遺伝子の働きは、3か月で2.4倍まで増えたのです。

参加者全体では、半年で平均1.5倍近くにアップしました。

現在のところ、長寿を実現できる最も有力な方法なのです。

注意!ただし、食の細い女性やお年寄り、妊婦、成長期の人はカロリー制限は行わないでください!

なぜ、カロリー制限するとサーチュイン遺伝子が動き始めるのか?

サーチュイン遺伝子は、そもそも長寿の遺伝子として生まれてきたわけではありません。

生命にとって危機を乗り越えていかなければいけない状況の時に、生まれたと考えられている。

サーチュイン遺伝子は、飢餓を乗り越える為の遺伝子。

したがって飢餓と似たような状態に陥ると、サーチュイン遺伝子が動きだすのです。

カロリー制限によって、飢餓の状態を作る出すことでサーチュイン遺伝子が活発になるのです。

そうすると、生物の体は省エネモードになって飢餓を乗り越える為、

少ないエネルギーで生命維持できる体に変化するのです。

それによって老化を遅らせることが出来ると考えられているのです。

しかし、この豊食の時代に25%のカロリー制限は難しいのでは?

安心してください!

カロリー制限しなくてもサーチュイン遺伝子の働きを高める研究が進んでいます。

そのヒントは・・・ブドウ

実は、赤ブドウの皮にわずかに含まれるある物質が、

サーチュイン遺伝子の働きを高めることが分かってきたのです。

その物質とは・・・「レスベラトロール

マウスの実験で、レスベラトロールを投与したマウスは、

老化と共に古くなってい減っていく筋肉のミトコンドリアが2倍にも増えたのです。

筋肉が若返ったおかげで持久力も1.5倍になりました。

レスベラトロールがサーチュインの働きを高めた結果と考えられています。

実は、大手製薬メーカの多くがレスベラトロールの様なサーチュインを活性化する物質の研究を始めています。

サーチュイン活性化薬の開発

レスベラトロールの分子構造をヒントに、より強力なサーチュイン活性化薬の開発が進んでいる。

SRT2104は、レスベラトロールの1000倍の活性化力があるともいわれる物質です。

SRT3025は、飲むだけで脳の中まで到達し神経性疾患を治療する目的で開発されました。

サーチュインを活性化すれば、老化によっておこる数々の病気。

糖尿病、心臓病、アルツハイマー病、動脈硬化、高血圧症、高血圧などを治療できると言われています。

健康で長生きを実現する夢の薬の開発が着々と進んでいるのです。

 

NHKスペシャルでも紹介されて話題になりました
最近よく見るレスベラトロール

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