人類は太古の昔から、宇宙に仲間はいないのか?と夜空を見上げて来ました。
そして今日、その答えに近づいています。
近い将来に人類が地球外の仲間に遭遇する事を一部の研究者は確信しています。
【エイリアンを探せ】
エイリアンが見つかる可能性は、遠く離れた未知の銀河系の惑星とは限りません。
彼らは、私たちの太陽系にいるかもしれないのです。
過酷極まりない世界に生息するETの存在を証明しようと研究者たちが、日夜研究を進めています。
太陽系の7つのスポットに生命体はいるのか?
生物はどこにいそうでしょうか?
そして、どんな姿でしょうか?
地球と異なる大地は、恐ろしく厳しい環境です。
地球の生物なら直ぐに死んでしまいます。
しかし、エイリアンの生命力は予想以上に強そうです。
それは、地球上の様々な生物の研究によって分かってきました。
数十年前まで地球だけが特別だと思われていました。
様々な種を育んできた惑星は、現在分かっている中では地球だけ。
それは、豊富な日光と温かい海水。
守ってくれる空気のたまものです。
これらの要素は、生物に不可欠だと考えられていました。
したがって、太陽系の他の場所に生命体はいないとされました。
しかし、地球上で最も暗くて寒い場所の研究が始まると、見解は一変します。
驚いた事に、そこには命の息吹があったのです。
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極限環境微生物
極限環境微生物と呼ばれる生命体です。
光や酸素を必要としない者もいれば、凄まじい大気圧に耐えられる者もいます。
命はどんな所にでも芽生える様なのです。
例えば、南極。
この凍り付いた乾燥地帯を長年調査してきた研究者たちは、生物がいる可能性に懐疑的でした。
ところが、1999年ある調査隊が氷の下2m付近から掘り出した石を見たところ、驚くべき発見がありました。
石を割ると中には小さな生物が沢山見つかりました。
つまり、零下56°で氷の下2mという環境であっても生物はこの様にしっかりと息づいていたという訳です。
生物学者たちも、過酷な条件下で生きる生物を発見してきました。
カンガルーとかではなく、もっと単純な形態の生命体が極端な低温や極端な高温、凄まじい圧力、時には強い放射線の場所でも生きていたのです。
生物が生きていける環境は、我々が考えていたよりもずっと幅広い事が分かりました。
これが、地球上に限った事ではなく、この太陽系のあらゆる場所に当てはまる事だとしたらどうでしょう!
どんな事になるでしょうか?
我々がいる太陽系とこの星が奇跡が起きて生まれたのではない限り、宇宙には生命体のいる世界が無数にあるはずなのです。
生物は、場所を選びませんから。
その中には、知性の発達した生命体もいると思います。
私たち人間も、起源をたどれば微生物でした。
この地球も、過酷な環境でした。
地球が誕生してから、10憶年以上わたって小さな隕石との激しい衝突が頻発します。
その衝撃によって、地表は灼熱地獄と化し生物は住むことのできない状態でした。
しかし、太陽系が安定して地球が冷え始めると水が現れたのです。
これで、生命誕生の準備が出来たのです。
1953年、研究者スタンリー・ミラーは生命誕生が容易に起きる事を実験室で証明しました。
彼は、水に水素とメタンとアンモニアをくわえました。
初期の地球の大気に含まれていた成分です。
次に、その溶液に電気エネルギーを与えました。
これは、稲妻の代わりです。
結果は、世界を揺るがすものでした。
アミノ酸が生まれたのです。
たんぱく質の甦生単位であるアミノ酸は、全ての生物を形づける有機分子です。
稲妻が生命の誕生を促したとしたら・・・
他の惑星では、どうだったのでしょうか?
ミラーが実験に使った成分は、この太陽系のいたるところで発見されています。
特にその中の1つは、生物に不可欠なものでした。
地球上のありとあらゆる生物にとってどうしても必要なものが1つあります。
それは、水です。
液体の水です。
研究者たちは、生物がいそうな星を探す際に、水の痕跡を頼りにしてきました。
つまり、水の痕跡がある星にはエイリアンが隠れているかもしれないのです。
スペースミステリー!
生命体のいそうな星では火星が最も研究が進んでいます。
もし火星人がいるのなら、火星人を最初に発見するのは、NASAの火星探査車両でしょう。
昔から人類は、火星に対して特別な興味を抱いてきました。
火星については、ずいぶん前から良く知られていました。
地球に最も似た星であるらしいと言う事もです。
実際、地球によく似ていおり空気や季節があります。
しかし、人間が住む事は出来ません。
空気が、地球の海0mの1%しかないのです。
また、近くには諸惑星帯という厄介な小惑星の密集地帯があります。
火星の薄すぎる空気は、小惑星が絶え間なく地表に衝突するのを防ぐことが出来ません。
砂っぽい土壌に吹き付ける風が嵐となって、星全体を数週間物間飲み込み、高さ8kmの竜巻を生み出します。
赤道部の気温は、日中で摂氏0°
夜間は、マイナス70°に落ち込みます。
それでも火星は研究者たちの関心を集めてきました。
その地形に生物存在の可能性が見られるからです。
山脈や火山帯や峡谷からなる壮大な風景は、地球の物とは異なりますが、昔の天文学者達にはこれらが海や川に見えました。
火星の生物が、自らの生命を維持する為に自力で作り上げた運河であるという説さえあったのです。
火星探査機バイキング1号が送ってきたこの写真に一部の研究は驚きました。

人の顔に似ています。
火星人が自分たちに似せて作ったのでしょうか?
後10年もしない内に地球外生命他の発見は必ず来るでしょう。
それが、知的生命体なのか、あるいは微生物なのかは分かりませんが!
今後の研究に期待しましょう。