スポンサーリンク




猫は矛盾した存在です。

文明の始まりから人と暮らしています。

ところが人との生活に順応しつつも野生を失わなかったからです。

猫は今なお人間に頼らず生きていけます。

でも、猫は人間が大好きなのは確か。

そして人も猫が大好きです。

人間と猫は友達なのです。

猫は人より寿命が短いので子猫の時期はあっという間です。

生後6週間の子猫は跳んだり走ったり探索したりで好奇心一杯です。

そして家猫には大切な人間との絆を結びます。

この時期を逃すと人間に懐く事は決してありません。

そして、生後5か月で大人になります。

家猫は、人工と共に増加し今や地球上に約4憶5千万匹います。

最も成功したネコ科の動物です。

でも生態的な自立は失われず、人間の傍らでも、遠く離れていても生きられます。

家猫は祖先のヤマネコの身体的能力を保持しています。

跳躍力と敏捷性。

姿勢を立て直す優れた反射神経に優れています。

落下しても宙返りして怪我をすることなく柔らかい足裏で着地します。

家猫も野生ネコ同様必要以上の事はしません。

1日18時間寝る事があります

野生の猫の狩りは夜。

家猫もその為の目を持っています。

人間の6分の1の光で物を見る事が出来るのです。

何百年と人間に飼いならされてもサイズは変化は見られず、どの猫もほぼ同じです。

 

猫と人間

人間との付き合いが始まったのは約4千年前。

文明の発祥地の1つ古代エジプトでした。

エジプトの家や街で見るスリムな特徴の猫達。

古代エジプト人に可愛がられ崇拝されていた猫達かもしれません。

家猫の祖先:北アフリカのヤマネコです。

「北アフリカのヤマネコ」の画像検索結果

優れた適応力を持っています。

エジプト文明は農業から生まれました。

貯蔵された穀物はネズミを引き付け、ネズミは猫を引き付けました。

そしてネズミを駆除してくれる猫と人間との間に同盟が結ばれました。

その後、猫は家の中で暮らし始めました。

猫と暮らしたのは優れたハンターだからです。

ネズミを捕るので疫病対策になりました。

ペスト菌を持つノミをネズミが運んでいたからで、猫のおかげでペストが抑えられました。

その為、人間は喜んで猫を側に置き、猫の自然な行動に干渉しませんでした。

現存するネコ科の動物は37種いますが、その全種に猫独自性が認められます。

 

猫の骨格・筋肉

優美さとしなやかな身のこなし。

優れた捕獲の能力。

その秘密は骨格が柔軟で軽いと同時に丈夫です。

尾まで続く背骨の構造によってゴムの様な柔軟性が生まれます。

椎骨の間にある椎間板が分厚く、骨同士の結合が緩やかなため柔軟になるのです。

猫はバレエダンサーの様につま先立ちで歩きます。

その為、脚が長くなり歩幅が広がった事でスピードが速くなりました。

意外にもこの関節が猫の足首です。

ここから先の骨は長く伸びています。

地面に接するのが指の骨だけである為、強い反発力が生まれるのです。

敏捷の秘密は肩の構造にもあります。

「猫の骨格」の画像検索結果

鎖骨は浮いており、肩甲骨は胴骨と分離しています。

筋肉とじん帯のみで固定されている為、肩は自由に動きます。

バネの役目を果たす筋肉は他の動物より柔軟に出来ています。

ゴムの様に伸び縮みするため体の数倍の高さをジャンプできます。

猫のジャンプ力の源は後ろ脚の筋肉です。

個々の筋肉を構成する多数の筋線維で構成され、多くのエネルギーを使って素早く収縮してジャンプします。

瞬発力には優れていますが長続きしません。

猫は短距離走者なのです。

また、猫は胸郭が狭く両前脚が近い為、綱渡りの達人です。

木の枝やフェンスの上も通りを散歩しているかのようです。

猫は高い所が大好きです。

高い所から見下ろすのが大好きなのです。

猫の目

片方の目はもう片方のと少しずれた像を映し、脳がこのずれを合わせて立体像として把握します。

これによって獲物との距離や大きさが分かるのです。

頭の大きさの割に大きな目には多くの光が入る様になっています。

薄暗がりの中でも良く物が見えます。

猫は目が敏感な為、強い光から目を守らなければなりません。

人間の丸い瞳孔では無理ですが、猫は瞳孔をほぼ完全に閉じられます。

「猫の目」の画像検索結果

光が弱くなると広がって、目の広い範囲を占めます。

全くの闇の中では見えませんが、暗がりでは人間よりずっと良く見えます。

目の後ろに反射細胞の層があります。

網膜で拾えなかった光をこの層が反射する為、光を2度感じる事が出来るのです。

その為、光を捉える効率が40%向上します。

光を感じる細胞も発達しており、暗がりで物を見るのに優れた作りになっています。

こうして猫は、人間の6分の1の光で物を見る事が出来るのです。

代償にしたものもあります。

例え文字を教えても読むことは出来ません。

細部を見分けられない為、本のページはグレーにしか見えないのです。

丁度メガネをなくした人の目に写る世界のようです。

色も良く見えまっせん。

夜でも見える代わりに、細部と色を失いました。

それは色褪せた世界。

黄色や緑や青は区別できますが、赤やその他の色は黒やクレーに見えます。

 

猫の耳

狩りの為には耳も重要です。

首同様に良く回り音の来る方向を判断します。

じょうご型の耳がメガホンの様に拾った音を大きくして伝えます。

人間より高い周波数が聞こえる為、ネズミの鳴き声も逃しません。

ネズミが鳴いたら居場所を知るのは簡単です。

左右の耳に入る音の強さの違いから獲物の方向が分かるからです。

スポンサーリンク



 

猫の鼻

猫の嗅覚は発達しています。

においをを捉える鼻粘膜は人間の2倍の面積。

粘膜直下のヤコブソン器官もにおいを検出します。

この器官では口から取り込んだ空気を特殊な細胞が分析します。

 

猫のヒゲ

猫は動く物に対しても敏感です。

獲物に近づいた後には触角を使います。

ヒゲで獲物に触れます。

ヒゲは他の体毛より3倍太く、皮膚の下の深さも3倍です。

根元にある基部の触角受容細胞は、ヒゲが触れた物の詳細な情報を脳へ送ります。

 

猫の前足

前足も敏感です。

初めての物や食べ物に触れて確かめたり、触れた物のスピードを肉球で測ります。

肉球の感覚は瞬間に脳に伝えられます。

猫は、前足で軽く触れただけで多くの事を知るのです。

 

体をこすりつける

体をこすりつけるのはコミュニケーションの1つです。

相手が猫でも人間でも、こすりつけは大切な合図です。

大きくて強そうな相手や、メスの場合オスに対して多くこすりつける傾向があります。

これは、何らかの敬意いを払う為です。

人間にすり寄るのも彼らよりも大きくて強い事を認めて何らかの敬意を表しているのです。

でも人間が上位ではなく、あくまでも友達としてしか見ていません。

 

のどを鳴らす

猫はのどを鳴らします。

のどを鳴らすのは注意を引きたい時や接触を求めている時と考えられています。

例えば、満足した時や、他の猫や飼い主と触れ合いたい時、のどを鳴らします。

ところが、車にはねられて強い痛みを感じた時にも鳴らします。

嬉しい時に鳴らすと思われていますが、必ずしもそうではありません。

助けを求める時にも鳴らすのです。

これは声帯の振動による音で、その周波数には個体差があります。

生殖活動

メスが妊娠可能になると、オスの鼻のヤコブソン器官がメスの残す匂いを嗅ぎつけます。

自由に暮らす猫の場合、メスは何匹かのオスと交尾します。

生まれた子猫たちの父親が1匹とは限りません。

これは優れた父親の遺伝子を子孫に紛れ込ませる戦略です。

また子猫の安全維持にもなります。

オスは自分の子を特定できない為、どの子にも危害を加えないからです。

 

子猫の成長

生まれたばかりの子猫は無力です。

体温調節もできません。

目が見えず耳も聞こえず歩けません。

でも歯は猫から迷い危険に遭う事がないのでかえって好都合です。

子猫は匂いと温かさで乳首を探しあて、1日8時間乳を吸います。

乳を飲んでいない時は、ひたすら眠ります。

「子猫」の画像検索結果

猫の成長はあっという間です。

生後10日の猫の目は曇っていて、はっきりするまで3週間かかります。

生後3週間になるとふらふらしながらも4本足で歩きます。

まだ大人の猫の様なつま先立ちではありません。

でも、このころには自信がつき冒険と遊びを求めます。

更に1週間。

目は澄、尾でバランスを取り始めます。

生後5週間で体の機能の殆どを上手に使い始めます。

猫らしい歩き方に、音の方向をキャッチする耳。

視力もどんどん上がります。

生後6週間たつと遊びが盛んになり、毛づくろいを始めます。

わずか2か月で子猫は一人前の猫になるのです。

 

 

スポンサーリンク