【隕石衝突】地球は常に宇宙からやって来る脅威にさらされている!

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隕石衝突!それは恐竜を絶滅した様に、いつの日か人類にも脅威になり得る。
巨大な隕石は、一体どれ程の脅威があるのか・・・

【隕石衝突】宇宙からやって来る脅威

もし直径30m程の隕石が時速5万キロの速さで東京都に落下したら、その衝突のエネルギーは広島原爆の300倍に相当します。

その威力は、TNT火薬でおよそ5メガトン。

大都市に直撃すれば、数百万人が犠牲になると予想されています。

現在、地球に接近する可能性がある小惑星の数は分かっているだけも約16,000個存在します。

その内、いつか地球に衝突する可能性がある小惑星は約1,800個と言われています。

そして、そういった衝突リスクのある小惑星は、今も毎日5個以上のペースで発見されています。

すなわち未発見の小惑星が地球に衝突する事も十分に起こりうるのです。

チェリャビンスクで起きた隕石落下

現に、2013年2月15日ロシアのチェリャビンスクで起きた隕石落下は、事前に発見されていない小惑星でした。

直径約17mの隕石は強い閃光を放ちながらロシアのチェリャビンスク上空で爆発。

大部分が燃焼し湖に落下した為、幸いにも死者は出なかったものの爆発の衝撃派によって4,400棟の建物が被害を受け約1,500人の負傷者を出しました。

この隕石のエネルギーは、TNT火薬換算で約500キロトンと見積もられており、これは広島原爆の30倍以上のエネルギーに相当します。

直径約17m程度の隕石でも、凄まじい破壊力を持っているのです。

小惑星帯

小惑星の多くは、火星と木星の間にある小惑星帯と呼ばれる場所にあります。

しかし、その中で通常の軌道から外れて地球に接近してくる小惑星が存在します。

地球に接近する大型の小惑星は比較的簡単に発見できる為、仮に衝突するとしてもその数十年前には分かります。

しかし、直径30m程の小惑星は小型でなおかつ大量にある為その存在を把握する事がとても難しいのです。

地球に接近する可能性がある小惑星の内、直径1kmを超える大型の小惑星の軌道は現在までに全体の90%以上が明らかになっています。

大きさ100m以上の物は約10%。直径30m前後の小型の小惑星に至っては約1%程度しか発見されていません。

そしてその数は・・・最低でも約100万個はあると言われています。

つまり原爆の数百倍の威力を持つ小型の小惑星衝突は予告なしに突然やってくるかもしれないのです。

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過去の大規模隕石による被害

大規模な隕石落下による被害は、チェリャビンスク以前でも起こっています。

1908年6月30日シベリア・ツングースカ川上空で直径約50mの小惑星が大爆発しました。

その威力は、広島原爆の300倍に相当するTNT換算5メガトンと推測されています。

被害は2,150㎢に渡って、約8,000万本の樹木をなぎ倒しました。

2,150㎢という広さは、東京都の面積とほぼ同じ広さです。

人里離れたへき地だったので死者は出ませんでしたが、その衝撃波は1,000kmも離れた家の窓ガラスを割る程の威力でした。

ながい地球の歴史の中では、より大きな小惑星衝突は何度も起こっています。

クレーター

世界中に点在するおよそ190個のクレーターがその証拠です。

アメリカ・アリゾナ州にあるバリンジャー・クレーターは約5万年前の小惑星の衝突で出来た物です。

クレーターの直径は約1,500m、深さは180mもあります。

当時は衝突の衝撃で半径3kmの生物が死滅したと推測されています。

世界で最も大きなクレーターは、南アフリカにあるプレデフォート・ドームです。

このクレーターの大きさはなんと直径約300kmにも及びます。

プレデフォート・ドームは約20憶年前に直径12kmの巨大小惑星が衝突して生成されたと考えられています。

そして、メキシコのユカタン半島の海に残る約6,550万年前に出来たチクシュルーブ・クレーター。

このクレーターは、恐竜を含むありとあらゆる多くの生物を絶滅させた小惑星衝突の痕跡です。

今から約6,550万年前、直径15kmの巨大小惑星が秒速20キロという速さで地球に衝突しました。

衝突時のエネルギーは、TNT換算で約100兆トン。

広島原子爆弾の約10億倍という凄まじい破壊力です。

衝突の衝撃でマグニチュード11の巨大地震が発生し、最大300mもの巨大津波が襲ったとされています。

そして衝突してから半径1,000km以内の生命はほぼ即死したと考えられています。

この衝突により地球環境は大ダメージを被り、恐竜を含む地球上の生物のおよそ70%が絶滅しました。

衝突すれば人類を絶滅させる威力を持つ直径10km以上の小惑星が衝突する頻度は1億年に1回。

地球の気候に変動を与える直径1kmの小惑星の衝突は100万年に1回と推定されています。

現在までに軌道が分かっている小惑星に関しては今後100年間は地球に衝突する可能性は無いとされています。

しかし、軌道が判明していない小惑星はまだ山のようにある為、その中で地球に衝突する恐れのある小惑星があるかもしれません。

実際、小惑星は地球と過去に何度もニアミスをしています。

小惑星のニアミス

2017年4月、直径650mの小惑星2014JO25 通過距離180万キロ

2017年9月 直径4.8kmの小惑星3122フローレンス 通過距離700万キロ

2017年10月 直径30mの小惑星2012TC4 通過距離約5万キロ

2017年に地球の近くを通過した小惑星は大小合わせて約800個ありました。

そしてその多くは通過直前、もしくは通過直後に発見されたものが多いのです。

そしてこれは今後さらに増えていく見込みです。

地球は常に宇宙からやって来る脅威にさらされています。

今後、地球に大規模な被害をもたらす天体衝突は必ず起こると言われています。

昨今では、天体衝突は起こりうる自然災害として衝突回避の方法などが世界中の様々な場所で議論されています。

そしてこれは、国の枠を超えた人類規模で考えていかなければならない問題として、国境を越えた協力と研究がこれから期待されます。

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