蚊は人の血を吸うために進化した最強の吸血鬼

ヒトスジシマカ

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夏になると奴らが動き出す。

奴らは人の血の味が忘れられないのだ。

ほんの数ミリの生命しかし、奴らは数千万年の時をかけ人の血を吸うために進化した。

蚊は最強の吸血鬼

血を奪う事で生きる究極の吸血動物達、中でも最高の繁栄を手にした生命が「」。

あまりにも身近の為、人は彼らの本当に恐ろしさを知らない。

小さな身体で人に挑んでくる蚊。

命がけの戦い、それでも蚊は我々の血を狙い続ける魔力を手にする為、小さな身体に隠された驚異の吸血システムとは、彼らはいつ血の味を知ったのか?

蚊がひかれる血の正体とは?

吸血動物「」彼らは、地球で最も繁栄した生命の一つ。

生息域は、北は北極圏近くから南は南極大陸にまで、つまり陸上全域に生息する。

人がいれば、そこに必ず蚊が潜んでいるのだ。

種類は全世界で約3000種を超える、中には稀に血を吸わない者もいるが9割以上が吸血をする。

日本には約100種の蚊が生息。

アカイエカ

殆どが吸血し、特に人を狙う者は約10種類。

昔から日本の家庭に良く表れた「アカイエカ」

日本脳炎を運んだ小アカイエカとは違う種類。

夜、羽音をたてて近寄り私たちを眠れなくさせたのはこのアカイエカである。

ヒトスジシマカ

身体に入った白いシマに見覚えがある人も多いだろう。

現在、特に都市部で増えている蚊である。

蚊は、一日の内いつ吸血をしているのだろうか?

アカイエカは日中人に殆ど寄って来ない、しかしヒトスジシマカは血の匂いを嗅ぎつけた途端活発になり吸血する。

蚊の種類によって吸血行動をする時間は違うのである。

「アカイエカ」の画像検索結果

蚊は血を吸うために進化した。

蚊が吸血の為に獲得した驚異のシステム

汗をかいた人とそうでない人に蚊を放つと、蚊は汗をかいた人に寄って来る。

実は蚊は、汗から発散される炭酸ガスや、熱い体温をキャッチし人を知るのだ。

太った人が蚊に刺されやすいと言われているのは、太った人は汗をかきやすい為だと思われる。

蚊の行動

人に近づくと蚊は最も体温の高い場所を探し出し、そこへ降り立つ。

そして針を刺すのだが、この針こそ脅威の万能ツール。

中には硬い皮膚を裂くノコギリ、肉を切るカッター、血管を見つけるセンサー、そして注射器の様なストロー、これら全てが極めて細い1本の針の中にまるでアーミーナイフの様に納まっているのだ。

「蚊の針」の画像検索結果

これさえあればあとは体内の血管を探り当てその血を吸うだけ。

蚊と言うとそうではない。

困った問題がある。

怪我をして血が出た時の事を思い出してほしい。

人の血液は体内から外に出た瞬間に自然に固まってしまう性質を持っているのだ。

固まった状態では、吸う事はもちろん消化する事も大変だ。

しかし、蚊はこの問題を見事に解決した。

血管を探り当て針を突き刺した後、なんとストローから血液が固まるのを防ぐ液体と、更には消化液まで注入するのだ。

これらの液体は、血を集めて吸いやすくする効果もあるという。

蚊は、更に驚くべき機能を持っている。

それは、人の反応に対するものだ。

身体の中に異物が入ると人はアレルギー反応を起こす。

腫れて痒くなるのは、蚊の消化液が入った事によるアレルギー反応なのだ

吸血中にこの痒みが現れたら蚊は見つかってしまう。

そこで蚊は、麻酔液も注入するのだ。

この麻酔液は人のアレルギー反応を2~3分は抑える事が出来る。

蚊に刺されている瞬間を私たちが気づかないのはこの為だ。

麻酔の効いている間に蚊は、なんと自分の体重と同じ4~5mgの血液を吸うと言う。

これは60㎏の人間に例えると、数十秒で2ℓの水を30本一気飲みするのと同じである。

蚊はこれらの驚くべき機能を駆使しご馳走にありつき、そして人に見つかる前に飛び去っていく。

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蚊はなぜ血を求めるのか?

蚊はなぜ自らの命を懸けて人の血を吸うのか?

人の血の何が彼らをそこまで引き付けるのか?

蚊はなぜそれほどまでに血に惹かれ、血を求めるのか?

チカイエカは成虫になった最初の年は吸血せずに20個程の卵を産む。

しかし、翌年血を吸うと卵は200個に膨れ上がる。

血が十倍の命をもたらすのだ。

血とは一体何なのか?

人の血液の構成を調べると、赤血球、白血球などの細胞とそれを取り巻く血しょうという液体に分かれる。

実は、この液体の中に蚊を惹きつける秘密がある。

生命の基本物質、タンパク質だ。

ハチが吸う花の蜜の中のタンパク質は0.2%。

血液の中にはその約35倍のタンパク質が含まれている

つまり血は、最高に濃縮されたスタミナドリンクなのである。

しかし、この濃縮スタミナドリンクを飲んでいるのは蚊だけではない。

私たち人も飲んでいる。

そう、母乳は殆どが血液なのである。

人は最初にそれを飲んで育つのだ。

人の胸には乳腺があり、毛細血管が繋がっている。

妊娠すると乳腺が発達し、出産後送られてきた血液を乳腺が母乳に変えるのだ。

人間も蚊も成長に血を吸血していたのである。

 

 

 

 

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