【犬の進化】犬の本当の幸せとは一体何なのか?

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人の最も古い友人「犬」。

人は犬を愛してきた。人は犬に助けられてきた。

犬は人に出会う前何をしていたんだろう?

何故、犬は人と暮らす事を選んだのだろう?

犬・・・彼らの本当の幸せとは一体何なのか?

家犬つまり人の側で暮らす犬は、現在約3億以上。

多くはペットとして世界中で人と共に暮らしている。

しかし、犬の多くはただ愛される為に生まれて来たのではない。

ダックスフンド

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彼らの足が短いのには訳がある。

実はダックスフンドは、アナグマを狩る為に改良された犬。

本来ダックスフンドは、狭い巣穴の中に入り獲物を獲る特殊な狩猟犬なのである。

ブルドック

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このいかつい顔にも理由がある。

ブルドックは、牛と闘う為につくられた闘犬だ。

下あごが突き出しているのは噛みついた際、相手の体に密着しても鼻で息が出来る様にする為である。

重心が低いのは、牛の角で突きあげられない為。

プードル

彼らのユニークなカッティングは、本来ファッションの為ではなかった。

実は、水鳥を獲る為につくられた犬なのだ。

水辺で狩りがしやすい様に足元の毛がカットされ、それが今の独特なスタイルのルーツとなったのである。

ヨークシャー・テリア

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元々、ネズミを獲る目的で作られたが思いがけず姿の可愛い者が生まれたので、愛玩犬として飼われる様になった。

日本のペットブームになった犬たち

日本スピッツ

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戦後から昭和30年代にかけ大流行した犬だ。

彼らは、昭和初期にシベリアから輸入されたサモエド犬の小型種で本来はマイナス数十度の寒さにも耐え、人の狩りを手伝う優秀な狩猟犬なのである。

日本では、余りにも良く吠えるせいかいつの間にか姿を消してしまった。

現在のスピッツは、5世代以上で鳴かない様に改良された。

ダルメシアン

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映画からブームが生まれた「101匹わんちゃん」の主人公。

ちなみにこのダルメシアンは、嘗てヨーロッパで貴族たちにつかえ馬車と並走しながら主人を守る優秀な護衛犬であったという。

コリー

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映画「名犬ラッシー」から生まれた主人公ラッシーは、心優しく頭の良いコリー。

その人への忠実さ、賢さでコリーは日本でも一躍人気のペットになった。

コリーは元々、スコットランドの優秀な牧羊犬であった。

今、コリーが人に良く従うのもその血を受け継いでいるからだろう。

シベリアンハスキー

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日本では数年前、ペットとしてブームとなったが故郷シベリアでは今も雪原でソリを引くタフな北方犬である。

ゴールデン・レトリバー

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現在人気があるのが、ゴールデン・レトリバーリバー。

水にも強い狩猟犬として19世紀初頭のイギリスで作られた犬である。

オールド・イングリッシュ・シープドック

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羊が恐れない牧羊犬として作られた。

その為、姿を羊に似せている。

彼らを作る作業は、18世紀末に始まった。

当時いた牧羊犬の中で毛の多い者同士を掛け合わせ、更にコリーなど他の様々な種の毛の多い犬と交配させていった。完成したのは19世紀末、およそ100年がかかったと言う

現在地球で人と暮らす家犬は約400種。

そのほとんどは、実は人が作ってきたのである。

犬の進化と人との出会い

野生の犬からペットへ犬に一体何が起きたのか?

犬は、いつ犬になったのか?

その祖先は6000万年前の森に棲んでいた。

食肉動物「ミアキス」彼らの内森にそのまま棲む者は猫に道に進んでいった。

しかし、森から出る者がいた。

草原へ、暗い森から新たな住み家へ。

その冒険者たちは徐々にその広大な世界に適応していった。

3500万年前「キノデスムス」に進化し、2400万年前「トマルクトゥス」。

そして50万年前に、現在生息するイヌ科の動物達に進化した。

リカオン、ジャッカル、キツネ、ドール、オオカミなどが登場する。

広大な草原が、彼らに能力と知恵を授けた。

草原で獲物を捕まえる為、長距離を走って追いかけなければならない。

その結果、彼らは相手が死を覚悟するまで走り続ける驚異的なスタミナを身に着けた。

また、長距離に渡るハンティングは地面を確実にたたく鋭い爪とクッションの役割をする肉球をもたらした。

そして「目」広い草原で獲物を見つける為、その̪視野は最大280度に及ぶ者もいる。

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犬の最強の機能は嗅覚

犬の鼻の奥にある臭いを感じる粘膜の面積は、人のおよそ14倍にも及ぶのである。

また、臭いを脳に伝える細胞の数は人の500万個に対し、犬は約2億2千万個もあるのだ。

草原には大きな草食動物が多く、獲物を狙うには仲間の力が必要。

集団で狩りをする様になる。

その為、彼らは仲間とのコミュニケーションをとる知恵を授かった。

尻尾を振ったり、遠吠えなどはこの集団生活が生んだ表現能力と言えるかもしれない。

彼らの最大の事件は、3万5千年前の人との出会い。

人とオオカミとの出会い

人と最初に暮らし始めたのは、当時アラビアに生息していた「アラビアオオカミ」と言われている。

オオカミこの野生の獣と人との間に一体何が起きたのか?

人は当時から狩猟生活をしていた。

狩りで得た獲物の残りがゴミとして捨てられていた

オオカミは、このゴミ捨て場に餌がある事に気づいた。

オオカミは人の価値を知った。

当時、人にとって脅威だったのは夜行性の猛獣「サーベルタイガー」。

しかし、オオカミは彼らが近づくといち早く察し遠吠えで仲間に伝達していた。

人はオオカミが近くにいると猛獣の襲来を予測できる事を知った。

両者の利害関係が一致した。

オオカミは人の側で暮らす様になった。

やがて人が狩猟する際にも彼らは一緒についてくる様になった。

人の欲しい獲物をオオカミは素早く見つけた。

人とオオカミ。

その交流の始まりについてこんな説がある。

ある時、人間の少女が偶然オオカミの子供と出会った。

少女は母性本能を持っている。

ごく自然にその小さな獣を可愛いと思った。

警戒心のない人間の少女にオオカミの子供はじゃれついた。

オオカミは優しく人の手で抱き上げられた。

オオカミは人にとって愛する動物になった。

こうしてオオカミは、犬の道へ進んで行った。

犬は人と一緒にいて幸せなのか?

軍用犬

紀元前から人は犬を戦いに使ってきた。

人をボスと信じ絶対服従する彼ら。

特に第一次世界大戦では、多くの犬が日本を始め世界中で弾薬を背負い人の行けない戦場を駆け抜けた。

自分の命を懸けて彼らは人に尽くしてきた。

宇宙犬

1957年11月7日、犬が宇宙に旅立った。

犬が選ばれた理由は温血動物だった事と、人が最も知っている動物だったから。

ライカという名のこの雑種犬は帰ってくる事はなかった。

しかしその実験結果は、3年後人類初の宇宙飛行を成功する大きな要因になった。

人は犬と共に歩んできた。

犬は人に多くの新たな生活をもたらしてくれた。

犬は懸命に人に従い尽くしてくれた。

3万5千年前、野生を捨て人との暮らしを選んだ犬。

彼らの選択は果たして正しかったのか?

犬の幸せとは何だろうか?

獣医学者はこう語る。

他の家畜と違うところは、犬の場合は初めから人間に近い所に接近してきて、人間と共に共生してきた。

この様な歴史的背景がある。

人間をアルファとして人間が喜んでくれる様な事をする。

その喜びが犬自身の喜びになるのだ。

アルファ・・・群れの社会生活におけるリーダーの事

老人と犬との絆

高知県物部村、この山間の村で一頭の雑種犬が老人と共に暮らしている。

犬は老人にマツと名付けられた。

マツはこの村に迷い込んだところを老人に拾われた。

飼い主の村中さん(75歳)自分の畑を耕しながら、マツと2人で暮らしている。

老人と犬は何処に行くにも一緒だ。

やって来たのはバス停。

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老人は週に何回か用を足しにバスで待ちに出かける。

老人と共にバスを待つ。

バスがやって来た。

残念だがマツは老人と一緒にバスには乗れない。

老人を乗せたバスが去っていく。

マツはこのバス停でいつも老人の帰りを待っている。

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いつ老人が帰って来るのかマツには分からない。

時々道に出て老人が帰ってこないか確かめてみる。

数時間が経った。

山間に日が落ちた。

バスがやって来た。

マツは道に飛び出して行く。

マツは老人を探す。

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マツ!

老人の声がした。

マツは老人に思いっきり甘える。

犬の幸せとは

異なる動物が共に暮らすケースはある。

常に共に生活しながらお互いが食料や隠れ家、身体の掃除などのメリットを得る関係である。

しかし、人と犬はどうだろう?

単に利害関係ではない。

時にそれは、孤独を癒しあう関係でもある。

心の絆で結ばれている異なった種の動物というのは非常に稀だ。

永い間、人と犬はいつもそばにいた。

犬が人と暮らすのは、人の喜ぶ顔が見たいから。

彼らを守ってやれるのは私達人だけである。

 

 

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