【閲覧注意】歴史上最も多くの人間を殺した寄生虫の謎に迫る!

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寄生虫は簡単にいうと他の生き物から住む場所や栄養を一方的に奪いとっている生物です。

その種類は多種多様。この中には人間に寄生するヤバイ奴がいる。

そんな人間にとって脅威となる寄生虫の謎に迫ります。

寄生虫と人間

寄生虫は、寄生する相手である宿主が決まっている者もいれば、成長に合わせて宿主を変える者もいます。

人間に感染する寄生虫は、現在世界中で約200種類います。

その中でも有名なのが世界最大級の寄生虫「サナダムシ」。

このサナダムシは、サクラマスなどの魚をかえして人間に寄生します。

サナダムシは、人間の腸内でおよそ一カ月かけて成虫となり10m近くまで成長します。

食中毒を引き起こす「アニサキス」も有名ですね。

アニサキスの幼虫は、サケ、サバ、イカなどの魚介類に寄生しています。

それを生で食べる事で人間に感染します。

アニサキスが意図せずそれを食べてしまった場合、腹痛や嘔吐を引き起こします。

人間に寄生するとヤバイ寄生虫

メジナ虫

別名ギニアワームとも呼ばれるこの寄生虫は、河川や水田に生息するケンミジンコの中に潜んています。

これらを浄水処理がされていない飲み水を飲む事で人間に感染します。

人体に入り込むとメジナ虫は身体中を動き回り、筋肉や内臓を傷つけながら一年をかけて成長します。

その後、幼虫を放出する為に足に移動し、皮膚を食い破り外に出てきます。

その痛みはかなりの激痛のようです。

しかし、メジナ虫に感染しても死ぬことはありません。

ですが予防する治療薬もワクチンも無いので、感染すると成虫が患部から出て来たところをゆっくり引き抜くしかありません。

「メジナ虫」の画像検索結果

現在メジナ虫症は水道の普及などによって世界的に根絶可能な状況にあります。

バンクロフト糸状虫

バンクロフト糸状虫は、リンパ系フィラリア症の一つで蚊によって媒介される寄生虫です。

これに感染するとリンパ管が詰まってしまい腕や足、時には陰茎や陰のうをゾウの足の様に肥大化させます。

糸状虫の成虫は人間の体内で何千匹というミクロフィラリアという糸虫を生み出します。

そして蚊が感染者の血を吸いその後、別の人を刺す事で感染が拡大していきます。

「バンクロフト糸状虫」の画像検索結果

日本も嘗てはこの寄生虫に多くの人が苦しめられました。

これは歴史資料にも、その様子が残されています。

あの西郷隆盛もこの寄生虫に感染し、陰のうが人の頭ほどの大きさになってしまい馬に乗れなくなってしまったそうです。

バンクロフト糸状虫などのリンパ系フィラリア症は現在、熱帯地域や亜熱帯地域を中心に1億2千万人以上が感染しいると言われています。

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エキノコックス

エキノコックスはキツネを宿主とする寄生虫です。

北海道などでも良く見かけますよね。

しかし可愛いからと言って触ってはいけません。

なぜなら野生のキツネには、人間に感染すると脅威となる寄生虫「エキノコックス」を保有している可能性があるからです。

このエキノコックスは、主にキツネや犬を宿主とする寄生虫です。

エキノコックスに感染したキツネの体毛には、糞と一緒に排泄されたエキノコックスの卵が沢山付着しています。

なので気軽になでたりすると感染の恐れがあるのです。

この卵が人間の体内に入ると、主に肝臓に寄生します。

肝臓で孵化した幼虫は、ハチの巣状ののう胞を作りながら10年もの歳月をかけゆっくりと成長します。

そして増殖した幼虫は肝臓を破壊します。

その後、肺や脳など様々な臓器に転移していきます。

エキノコックスは、感染初期に治療しないと感染者の致死率は90%に達する。

日本では北海道に生息するキタキツネのおよそ40%がこのエキノコックスに感染していると言われています。

なので安易に野生のキツネに触れるのはとても危険な行為なのです。

ロアロア

ロアロアはアフリカ中部の熱帯地域に生息する、吸血アブが媒介する寄生虫です。

この寄生虫に感染したアブに刺されると幼虫が体内に侵入します。

幼虫は体内で成虫となり、ミクロフィラリアという糸虫を産みながら皮膚の下を這いまわります。

これによって痒みを伴うミミズ腫れを引き起こします。

そして数日~数週間後、首を通り頭部に行きつきます。

その後、眼球に侵入する事があります。

眼球に侵入すると目を覆う粘膜に入り込み、その姿を現します。

「ロアロア」の画像検索結果
うわ~気持ち悪い(/ω\)

目の中を這いまわる寄生虫はおぞましさの極みですが、幸いな事に失明する事は無いようです。

ロアロアは、アフリカ中西部を中心に感染者は推定1300万人にも及ぶそうです。

フォーラーネグレリア

このフォーラーネグレリアは世界各地の川や湖に生息している微小なアメーバです。

普段は川の堆積層でバクテリアを食べて生きています。

しかし、フォーラーネグレリアの生息地域で泳いだりすると鼻から侵入する事があります。

この寄生虫は人間の体内に侵入すると、鼻の粘膜から神経を伝い脳に侵入しそこで猛烈に増殖を始めます。

結果、感染者は発熱と物凄い頭痛、吐き気を催しその後、昏睡状態に陥ります。

脳はアメーバによってドロドロに溶かされてしますのです。

その為、殆どの場合手の施しようのない状態になり死に至ります。

フォーラーネグレリアの致死率は、なんと97%。

1962年から2015年の間にアメリカでこのアメーバに感染した134人の内、助かったのはわずか3人のみでした。

日本でも過去に25歳の女性が感染し、発症から9日後に亡くなっています。

フォーラーネグレリアの致死率は高く、現在も有効な治療法はありません。

しかし感染数も少なく稀な寄生症でもあるので、さほど心配する必要はないかもしれませんね。

芽殖孤虫(がしょくこちゅう)

この寄生虫は発見から100年以上たった今でも、その生態は謎に包まれています。

がしょくこちゅうが人間に寄生すると、幼虫は体内で芽を出して無制限に増殖を始めます。

体内のありとあらゆる臓器に侵入して破壊します。

手術で全身の幼虫を全て取り除く事は不可能で、現在までに感染して助かった人はいません。

がしょくこちゅうの幼虫がどの様に人間に侵入するかも不明で成虫事態も未だに発見されていません。

感染経路、宿主、治療法全てが謎に包まれた最も恐ろしい寄生虫です。

また、がしょくこちゅうの分布域も不明です。

感染報告も非常に少ない寄生虫ですが・・・

世界全体で過去18件の症例の内、日本では今までに8件の症例が報告されています。

致死率100%の「がしょくこちゅう」恐ろしいですね。

日本での症例が多いのが気になります。

歴史上最も多くの人間を殺している寄生虫

それは・・・マラリア原虫です。

マラリアはハマダラ蚊が媒介する寄生虫で、人間に感染すると体内で増殖を始めます。

「マラリア原虫」の画像検索結果

その後、赤血球を破壊します。

それに伴い発熱、嘔吐、頭痛を発症し最悪の場合死に至ります。

マラリアは、人類が最も苦しめられた寄生虫です。

過去には国家を丸ごと滅ぼす要因の一つになった事があります。

マラリアの感染者は、世界的に減少傾向にあります。

しかし、今も毎年2億人以上が感染し50万人ちかくの人々が命を落としています。

蚊に刺されない方法

まとめ

今日の日本では衛生環境によって寄生虫症にかかる人は非常に少なくなっています。

しかし昭和20年代には、なんと日本国民の7割の人々が腸内の寄生虫を保有していました。

過去に日本では、マラリア、フィラリアとならんで世界三大寄生虫病の一つ「日本住血吸虫」が流行した事があります。

目黒に世界で唯一の寄生虫博物館「目黒寄生虫館」がありますので、寄生虫に興味がある方は是非見学してみて下さい。

 

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